応用情報技術者平成30年秋期 午後問2
ファイル:2018h30a_ap_pm_qs.pdf
1、図1中のa~cに入れる適切な字句を、それぞれ15字以内で述べよ。
a~cについては、店舗の要因ですね。
・ 特性要因図(フィッシュボーン図)
特性とは現在見えている結果のことを指し、要因とはその結果をもたらすのに影響を与えた要素のことです。特性要因図は、結果である特性がどのようにしてもたらされたかを図式化して、そこに潜んでいる問題点をあぶり出すのに用いられる手法のことです。
・特性要因図(フィッシュボーン図)の作り方
1)、4M それぞれの要因を挙げて書き入れる(大骨)
※4Mとは、人、設備、方法、材料の 4 要素です。ここは4Mは、店舗、従業員、手順、料理ですね。
2)、小さな要因(小骨)
料理要因を例としたら、小さな要因は、下記2つです。
・厨房の作業率が低下している
・料理の品目数が多い
3)、孫骨:小骨の原因をミクロの視点で考察したもの。
厨房の作業率が低下しているの要因は、下記です。
・使用する食材や調理器具の種類が多い
上記の知識を踏まえて、店舗要因につきましては、
a,bは小さな要因(小骨)ですね。且つ、bの要因は二つある。
そうすると、bは「来店客の待ち時間が長い問題の要因分析」により、客席の数を増やせない とのことですね。
bの孫骨としては、1)、店舗の移転は難しい 2)、c店舗の増改築が難しい です。
aは、多額の解約手数料が掛かる ですね。 その理由は、賃貸契約の期間が残っている です。
2、”来店客の待ち時間が長い問題”の改善策”について、(1)、(2)を答えよ。
(1)図2のdに入れる適切な字句を、10字以内で答えよ。
dはABC曲線のY軸ですね。
・ABC分析とは、商品を売上高などの重要度によって分類する方法で、重点分析などと呼ばれることもあります。
例えば、重要度を売上高として、売上高の順に取扱商品を並べ、累積売上高割合が70%を占める商品グループをA、70%~90%の商品グループをB、90%~100%の商品グループをCといったグループ分けを行います。
その結果、売上高への貢献度の高いAグループに分類された商品は、商品発注、在庫管理、販売管理などにおいて重点的に管理を行い、逆にCグループの商品は簡易な管理を行うことが、より効果的であるといえます。
dは累積売上高の割合ですね。
注文の品目数 (私の答え:私は概念が忘れて、注文の品目数と思った)
→
売上金額の累積
(2)本文中の下線①を実施した後、料理品目を追加する場合に、考慮すべきことは何か。15字以内で述べよ。
①には、料理の品目数を絞ることにするので、追加する場合、将来の伸びが期待できない品目を削除すべきですね。なので、dは「最適な品目だけが残る」が考慮すべきことですね。
伸びがない品目を削除すべき (私の答え)
→
最適な品目数を維持する。 (参考答え)
3、”その他の問題改善策”について、(1)~(3)に答えよ。
(1)本文中の下線②のことを何というか?解答群の中から選ぶ。
下線②は不評点の一つ”おいしく安全な料理を食べたいが、料理に使われている食材を誰かどのようにして作っているか分からない”の対策ですね。
下記の選択肢の概念を見ると、トレーサビリティ が答えですね。
・アクセシビリティ(英: accessibility)とは、
近づきやすさやアクセスのしやすさのことであり、利用しやすさ、交通の便などの意味を含む。 国立国語研究所「外来語」委員会は日本語への言い換えとして「利用しやすさ」を提案している。
・エンプロイアビリティ(empl oyability)は経済学用語の1つで、従業員として「雇用され得る能力」のこと。 雇用されるに値する能力を指し、継続して雇用されるための能力も含む概念です。 また、我々を取り巻く技術環境や産業構造の変化に順応し、迅速に異動や転職ができる能力でもあります。
・トレーサビリティ(英: traceability)は、物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態をいう。 日本語では追跡可能性(ついせきかのうせい)とも言われる。
・ユーザビリティ(英語: usability)あるいは日本語で使用性(しようせい)とは、使いやすさとか使い勝手といった意味合いで使われることが多い。 しかし、その語義は多様であり、関連学会においても合意された定義はまだ確立されていない。
(2)eには、既存の情報システムとは、携帯アプリですね。つまり、不評店の”スタンプカードを忘れた場合に、スタンプがたまらないのは不便である”との対策ですね。携帯アプリ、電子スタンプカード機能により、スタンプカードを忘れてしまっても、携帯が持って来たら、スタンプがたまるようにすることですね。
携帯アプリにもスタンプがたまる可能にする (私の答え)
→
携帯アプリにスタンプカードの代替機能をもたせる (参考答え)
(3)本文中の下線③によって、利益が改善する理由を、売上増加以外に、30字以内で述べよ。
その他の問題改善策には、記載されている、”農家と交渉した結果、食材をたくさん仕入れると、仕入れ単価を下げる契約が可能なことが分かった”のことより、セット料理がより多く売れると、仕入れる量も増えるだろうね、そうすると、単価が下げるが可能になります。
農家から食材をたくさん仕入れると、仕入れ単価が下げる可能ので (私の答え)
→
食材の仕入量が増え、仕入単価を下げられるから (参考答え)
4、fはS氏のランチ経営の理由ですね。
表1に、利益がマイナス50千円ですが、固定費がランチ経営するか、しないかに関わらず、固定ですね。なので、実は、固定費をランチ経営の収益見込から除外するはずだろうね。つまり、売上高 ― 変動費 がプラスとすると、ランチ経営が意味があるでしょう。
参考:
10 分で理解できる特性要因図
https://navi.dropbox.jp/fishbone-diagram
ABC分析を極める
https://biz.moneyforward.com/blog/22225/#ABC-2
エンプロイアビリティ
https://bizhint.jp/keyword/37421