応用情報技術者平成30年秋期 午前問6
葉以外の節点はすべて二つの子をもち,根から葉までの深さがすべて等しい木を考える。この木に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,深さとは根から葉に至るまでの枝の個数を表す。
問題文にある「葉以外の節点はすべて二つの子をもち,根から葉までの深さがすべて等しい木」は次のような構造をもつ木です。
概念としては、
・枝は6本 ※根から葉までの枝数の総数
・葉は4個
・深さは2 ※根から葉までの枝数
・節点は7個
ア、イ、ウは間違いますね。
「葉以外の節点はすべて二つの子をもち,根から葉までの深さがすべて等しい木」は完全2分木と呼ばれ、木の深さが「n」であれば葉の数は「2n」、葉の数が「n」であれば、葉以外の節点の数(根を含む)は「n-1」であるという特徴を持っています。