応用情報技術者平成30年春期 午前問57
業務部門が起票した入力原票を,情報システム部門でデータ入力する場合,情報システム部門の業務として,適切なものはどれか。
1、内部統制的な視点から考えると以下の点が入力作業におけるチェックポイントなります。
・入力データの正確性・完全性・正当性の確保
・エラーデータの修正・再処理手段の確保
・マスタデータの正確性の確保
・内部統制
業務が適正に行われていることを確保するために、組織が自ら体制を構築しシステム化することです。
内部統制は、業務の有効性・効率性を高めること、財務報告書の信頼性を高めること、法令遵守、資産の保全を目的として行います。
日本版SOX法の施行に伴い、各企業が内部統制の整備を行っています。
2、上記の視点にょり、下記活動をします。
・業務部門が入力原票ごとの処理結果を確認できるように,処理結果リストを業務部門に送付して
入力データと処理結果を照合することで入力データの完全性を確保すること
・入力原票の記入内容に誤りがある場合は,入力データの誤りは勝手に修正せずに起票した業務部門に確認すること
・入力原票の受領枚数の点検などの授受確認は、授受ごとに枚数を確認すること
・入力済みの入力原票は,入力データにエラーがあった場合の再処理するなどの理由で、不正使用や機密情報の漏えいように、厳重に管理し一定期間保管します。エラーデータの修正・再処理手段の確保すること。
参照:
https://www.fe-siken.com/kakomon/27_aki/q57.html