応用情報技術者平成29年春期 午前60
識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能を情報システムに組み込むことによって,コントロール可能なリスクはどれか。
1、情報システムにアクセス制御機能を組み込むことによって、
・データに対して権限がある者とない者を区別し、
・正当な利用者のみにファイルへのアクセス権限を与えること
ができます。
これによって、
・外部からの不正アクセス
・および内部不正によって、ファイルが改ざんされたりデータの破壊
がされたりするリスクを低減することができます。
言い方としては、下記のは理解しやいかもしれません:
ユーザIDとパスワードで情報システムにログインするのコントロールにより、何のリスクを予防できる?
2、
・通信上のデータの盗聴
⇒通信経路上の盗聴にはデータの暗号化が対策となります。
・データの入力エラー
⇒利用者の入力エラーにはシステムに入力チェックを組み込むことが対策となります。
・ハードウェアの物理的な破壊
⇒物理的な破壊へはサーバ室への入退室管理などが対策となります。