応用情報技術者令和元年秋期 午前問59
システム監査基準(平成30年)における監査手続の実施に際して利用する技法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
監査技法:
1、インタビュー法
インタビュー法は、監査対象の実態を確かめるために、システム監査人が、直接、関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手する技法です。
2、現地調査法
現地調査法とは、システム監査人が、被監査部門等に直接赴き、対象業務の流れ等の状況を、自ら観察・調査する技法です。
実際の業務の流れを確認するには業務時間内に実施しなければなりません。
3、コンピュータ支援監査技法
専用のソフトウェアや表計算ソフトウェア等を利用。
それ以外、テストデータ法、監査モジュール法、ペネトレーションテスト法(情報セキュリティ監査時)などもある。
4、チェックリスト法
チェックリスト法とは、システム監査人が、あらかじめ監査対象に応じて調整して作成したチェックリスト(通例、チェックリスト形式の質問書)に対して、関係者から回答を求める技法です。
チェックリストは監査対象部門ではなく、システム監査人が作成します。