応用情報技術者平成30年春期 午前問32
ETSI(欧州電気通信標準化機構)によって提案されたNFV(Network Functions Virtualisation)に関する記述として,適切なものはどれか。
1、NFV(Network Functions Virtualisation,ネットワーク機能の仮想化)は、仮想化技術を利用して、従来はルータ、スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサなどの専用機器で行われていた機能を、汎用サーバ内の仮想マシン上で動くソフトウェアとして実装するアーキテクチャです。複数のネットワーク機器の機能を1つの物理サーバに集約できるため、コスト削減や信頼性向上などのメリットがあります。
2、AR(Augmented Reality,拡張現実)の説明
インターネット上で地理情報システムと拡張現実の技術を利用することによって,現実空間と仮想空間をスムーズに融合させた様々なサービスを提供する。
3、ディープラーニングの説明
様々な入力情報に対する処理結果をニューラルネットワークに学習させることによって,画像認識や音声認識,自然言語処理などの問題に対する解を見いだす。
4、ペトリネットの説明
プレースとトランジションと呼ばれる2種類のノードをもつ有向グラフであり,システムの並列性や競合性の分析などに利用される。
・ペトリネット(英: Petri net)とは、カール・アダム・ペトリが1962年に発表した離散分散システムを数学的に表現する手法である。 モデリング言語としては分散システムを注釈付の有向2部グラフとして視覚的に表現する。
参照: