応用情報技術者平成28年春期 午前10
USB3.0の特徴はどれか。
1、USB(Universal Serial Bus)は、
現在、最も普及している周辺機器接続のためのインターフェイスです。シリアルバス規格のひとつであり、主な特徴として、
・ハブを使うことで最大127台まで接続可能、
・ホットプラグ・プラグアンドプレイに対応、
・バスパワー方式によってコードを介して電源供給が可能であること
などが挙げられます。
スーパースピードモードは、
・USM3.0(2008年11月17日策定)で追加された転送スピードで、USB2.0のハイスピードモード(480Mbps)の10倍以上となる
5Gbpsでの転送が可能になっています。
また、USBでは接続する機器の動作によって以下の4つの転送モードを使い分けます。
・アイソクロナス転送
連続的周期的なデータを転送を行う(音声や映像などのデータ転送に適している)
・バルク転送
まとまったデータを非周期的に転送する(補助記憶装置やスキャナなどに用いられている)
・インタラプト転送
一定間隔でデータを転送する(マウスやキーボードに用いられている)
・コントロール転送
デバイスの設定・制御に使われる
ちなみに3.0の次世代規格となるUSB3.1が2013年8月に策定されています。最大転送速度は、さらに増して10Gbpsとなっています。
2、
・PCなどの小型コンピュータと,磁気ディスク,レーザプリンタなどの周辺機器とを接続するパラレルインタフェースである。
→×。USBはシリアルインターフェースです。
・音声,映像など,リアルタイム性が必要なデータの転送に適した高速な転送方式を採用したシリアルインタフェースであり,FireWireとも呼ばれている。
→×。IEEE 1394の特徴です。
・モデム接続の規格であったが,PCと周辺機器とを接続するようになったシリアルインタフェースである。
→×。RS-232Cの特徴です。
・四つの転送スピードをもつシリアルインタフェースであり,スーパースピードモードは,PCと外付け磁気ディスクとの接続などに使用される。
→○。