応用情報技術者平成29年秋期 午後7
ファイル:2017h29a_ap_pm_qs.pdf
参照:
https://www.ap-siken.com/kakomon/29_aki/pm07.html
メモも簡単に記載します。
詳細の分析は、上記リンクをご参照くだいますようよろしくお願いします。
1、〔レコーダの基本動作〕について,本文中のaに入れる適切な字句を答えよ。
2次電池の役割は何ですかね。
・ファイル保存の中断を防止するためです:
動画ファイルの生成または追記の途中で電源断が生じると、動画ファイルが破損してしまう恐れがあります。30秒間の電力を供給可能な二次電池を用意する理由は、動画ファイルの保存中に電源断が生じても動画ファイルの保存動作を維持するためです。
・なぜ、衝撃センサからの割込みを禁止するか?
動画ファイルの保存中に再度衝撃を受けるとその時点から20秒間の画像を追記する仕様のためです。二次電池により担保される電力供給時間は30秒間なので、再衝撃による割込みを許すと動画ファイルの保存時間の合計が30秒を超えてしまい、保存動作中に電力供給が途絶えてしまう恐れがあります。
衝撃検出(私の答え)
→
動画ファイルを保存(参考答え)
私は、衝撃検出した時、電源が続けて、動画ファイルを保存しつつ、破損は発生しないようにするだが、
やっぱり、直接に、「ファイルを保存」を答えないと、いけないですね。
2、〔記録バッファ〕について,記録バッファの容量を求める式を,カメラが1秒間に撮影するフレーム数F及びGPS情報を含む1フレームの画像データのバイト数Nを使って答えよ。
ポイントとしては、「
記録バッファには,衝撃検出直前の10秒間分の画像データが書き込まれる。さらに,動画ファイルの保存の処理遅れを考慮して,10.5秒間分の画像データを書き込むことができる容量とする。
」
ですね。
後は、1フレームはNバイトので、
Fフレームは、F×Nで、
10.5秒と掛けると
10.5FNですね。
3、〔保存タスクの動作〕について,(1),(2)に答えよ。
(1)、図2中のb~dに入れるイベントを,本文中のイベントを用いて答えよ。
bは、衝撃検出後データ保存の(1)によると、衝撃イベントですね。
cは、衝撃検出後データ保存の(3)によると、画像格納イベント ですね。
dは、衝撃検出後データ保存の(3)によると、タイマ満了イベント ですね。
(2)、本文中のe,fに入れる適切な数値を答えよ。
eとfは、動画ファイルの保存ですね。
仕様は、
・①衝撃割り込みから10秒間保存。保存所要時間は、100ミリ秒
・②保存した以降20秒、動画ファイルに追記
・③仮に、上記二つのいずれか保存の途中で、再度衝撃割り込みと、その時点から20秒、動画ファイルに追記
です。
言い方が結構分かりにくいですね。
衝撃検出前データ保存は、100ミリ秒だけが必要ですね。この時は、既にバッファに10秒動画データがありましたので、100ミリ秒の保存の後は、そのタイムは何のため、リセットされるよね。
では、何のためでしょうか。
上記の②ですね。つまり、保存してから、20秒間、動画ファイルも保存したいので、20秒のタイマを設定する。
eは20秒。
fは、ちょっと理解しやいですね。
新しい衝撃が来ると、上記③で、20秒にタイマをリセットするよね。
fは20秒。
4、現在のレコーダの設計では,電源投入後に衝撃を検出しても,動画ファイルをSDに保存しないことがある。どのような場合にこのようなことが起きるのか。40字以内で述べよ。ここで, SDには十分な空き容量があり,ハードウェアに故障はないものとする。
動画ファイルの保存 によると、システム時刻が設定されないと、動画ファイルを保存しないという仕様です。
システム時刻は、制御装置がGPSモジュールにより取得した最初のGPS情報(時刻含む)で設定されます。
その後は、1時間ごと補正のため、再設定をする。
そうすると、最初のGPS情報(時刻含む)でシステム時刻を設定できない場合、動画ファイルを保存できないです。
起動後の初回GPS情報取得ができなく、システム時刻設定できない場合(私の答え)
→
電源投入後、システム時刻の設定が完了するまでの間に衝撃を検出した場合(参照答え)