応用情報技術者平成29年秋期 午前21
モータの速度制御などにPWM(Pulse Width Modulation)制御が用いられる。PWMの駆動波形を示したものはどれか。ここで,波形は制御回路のポート出力であり,低域通過フィルタを通していないものとする。
1、PWM(Pulse Width Modulation,パルス幅変調)は、信号の強度は一定のままパルス信号を出力する時間(width)を長くしたり短くしたりすることで電流・電圧を制御する方式で、インバータの制御方式として用いられています。
PWMとは別に、パルス信号を出力する時間は一定で、信号の強度(振幅)によって制御する方式をPAM(Pulse Amplitude Modulation,パルス振幅変調)といいます。
選択肢の波形のうち、波形の振幅が一定なのは「イ」のみなので、これがPWMの駆動波形として適切です。
※Pulse パルス 脉冲(波)
※Modulation 変調 調整,調音
※インバータ(英語: Inverter)とは、
直流または交流から、周波数の異なる交流を発生させる(逆変換する)電源回路、またはその回路を持つ装置のことである。逆変換回路(ぎゃくへんかんかいろ)、逆変換装置(ぎゃくへんかんそうち)などとも呼ばれる。制御装置と組み合わせることなどにより、省エネルギー効果をもたらすことも可能なため、利用分野が拡大している。
参照:
インバータ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BF