雑に結論
Git Credential Manager Core は 2021年11月に Git Credential Manager にリネームされています。今後は Git Credential Manager を使いましょう。
以下の話は私の環境以外でも同じ話なのかは未確認になりますのでご了承ください。
OS: Windows 11 Pro
シェル: PowerShell
git は scoop 経由で下記をインストール済み
ことのなりゆき
GitHub のあるリポジトリに 今まで SSH で接続していたのを HTTPS 接続に変えました。もろもろの設定が終わり、 git push
を実行すると下記ダイアログが出現しました。
良く分からんからとりあえずググったろ!でググると下記ページを見つけました。
↑によると manager-core にするとあったので何も考えず(おい) manager-core を選択し、 Always use this from now on の部分にチェックをいれました。
すると、こんな警告メッセージが出るようになってしまいました。
警告文にあるリンク先を見ると、どうやら Git Credential Manager Core は Git Credential Manager に名称が変更されたようです。
ということで今後は Git Credential Manager を使った方が良さそうですので Git Credential Manager Core から Git Credential Manager に変更します。
Git Credential Manager Core から Git Credential Manager に変更する
さて、変更するにしても↓のダイアログがもう出ないようにしちゃいました。なのでダイアログが出るようにする必要があります。
↑のトラブルシューティングを見ると最新版のGCM入れてても警告が出る場合は gitconfig の内容を確認しろ的なことが書かれていそうです(英語なので自信無し)。
とりあえず HOMEPASS にある gitconfig ファイル(\Users\ユーザー名\ .gitconfig) を見ると下記内容がありました。
[credential "helperselector"]
selected = manager-core
ここを消せば、もう一度 CredentialHelperSelector が出現するかも?と思いやってみましたが出現しません。そういえばトラブルシューティングには git config --show-origin --get-all credential.helper
で確認しろとありました。やってみます。
お?どうやら scoop でインストールした git のほうの gitconfig のほうに設定があるようです。見てみるとこうなっていました。
これだ!そして他のバージョンの gitconfig を見るとこうなっています。
[credential]
helper = helper-selector
おそらく、 helper = helper-selector にすればもう一度ダイアログが出現しそうです。やってみます。
やったー!でました!これで manager を選択できます。 manager を選択後、例の警告は出現しなくなりました。
git config で確認してみると git-credential-manager.exe が指定されていることを確認できました。