概要
認定スクラムマスター(Certified ScrumMaster®(CSM®))に合格しました。
私の経歴や勉強方法、合格した後の所感を残して、誰かの役に立てれば幸いです。
※ アジャイル, スクラム開発についての知識はある前提で記載しています。
私の経歴
- エンジニア歴10年ほど
- プロジェクトリーダー歴3年ほど
- 現場でスクラム開発をしたいが様々な要因によってできていない
スクラムマスターって何をする人?
- スクラムの理論と実践を理解しチーム内外に対してコーティングする
- 開発における障害を取り除き開発チームが円滑に開発できる環境を整える
認定スクラムマスターってどんな資格?
スクラムマスターの資格として大きく分けて3つほどあります
- CertifiedScrumMaster®(CSM®)
- ProfessionalScrumMaster™
- Registered Scrum Master(RSM)
そのうちのCertifiedScrumMasterはScrum Alliance社の認定資格であり、スクラム関連資格において知名度の高い資格です。
受験言語も日本語と英語が用意されているので受験のハードルは低い
ただし受験費用が16万ほどかかるため、個人で受けるには勇気が必要
私は会社が費用を出してくれたので受験できました
勉強方法
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発 を2往復ほど読解しました。
スクラム運営で困りそうなことをストーリーにして読ませる感じだったので楽しく勉強できました
また研修の1週間前にScrum Alliance社のスクラムに関する記事を片っ端から一読しました
アジャイル ビジネス インスティテュート株式会社 - 記事一覧
研修
研修は2日間に行われ、座学とワークショップ両方で実施されていきます
ワークショップについては4人体制でチームを組み、プロダクトオーナー、スクラムマスター、デベロッパーの役割を交代しながらゲーム感覚で楽しめる内容でした
オンラインで実施されており zoom で顔出しが受験のために必要なので注意
また、研修時には miro を使用したので少し使い方に慣れておくと便利
試験
研修終了後、1時間くらいで受験用のURLがメールで送信されてきます
受験にはScrumAllianceのアカウント登録が必要
アカウント登録後すぐに受験することができますが、90日を超えると受験資格を失うので早めの受験がオススメ
また仮に不合格になってしまっても2回目までは無料で再受験できます。3回目から$25ほどかかる
結果
結果はタイトルにある通り合格です。私は9割ほど正解することができました
試験内容としては研修で受けたことを少し復習すれば問題なく合格できるレベルの難易度でした
所感
スクラムマスターについて知った時は何をする人なのかよくわからない & プログラムコードなどの明確な成果物もないよくわからない職種のように感じていました。
しかし勉強や研修を進める上でスクラムチーム、特に最近スクラム開発を始める & 始めたいチームにはなくてはならない存在だと思います。
CSMにも上級の資格が存在するので機会があれば受けてみようと思います。
また研修の時にプロダクトオーナーに興味が出てきたので、そちらの資格試験も受けようか考え中...