この記事を読んでほしい人
1.他の趣味や実務、勉強等への興味から1カ月以上集中して勉強できる状態にない人!
2.一旦合格ラインまではいった、しかし仕事や趣味の事情等で、中々手がつかず、合格安心ラインに行けない
3.1,2が切っ掛けで、いつの間にか2、3周間勉強してない...前は合格ラインくらいだったが、実力を戻すのが不安...でもせっかく勉強したのになぁ...みたいな人
下記で紹介する方法では、「集中期間の勉強方法」と約3週間くらいのブランク明けのからの「復帰期間の勉強方法に分けて合格プロセスを振り返ります。
記憶を効率よく戻す方法ですぐに前の実力+αまで持っていけます!!
前提条件
私ルキはSIer一年目、プログラミング経験1年半ほどあり、(ブランク5年程)。地頭は大してよくありません。偏差値は55前後の高校出身で、浪人経験もあります。基本情報技術者試験を2024年6月に合格後、応用情報技術者を2024年10月に受験。
試験結果
勉強内容
勉強時間概算
10月22日から勉強を開始し、12月22日受験、期間は61日間
しかし厳密には平均すると80時間ほどです。
使用した参考書とメディア
- (黒本)徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応
- (白本)オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集(試験番号1Z0-815)
- (YouTube)せかチャン - 世界一わかりやすい情報科チャンネル等
集中期間の勉強方法
私は次の順番で行いました。
- 黒本1周目
1周目は頭からとりあえず問題を解いてみて、解説を読むという基本的なやり方で行いました。正解してもそれ以外の選択肢が何故間違いなのかを説明できない問題は×マークの一画を一つずつ追加します。
これに加えて、通勤や娯楽の隙間時間で自分が理解不足だなと思っていたところをYoutubeで復習しました。
POINT1
理想はどうすれば正解になるかまでがわかることですが、1周目はそこまで求めなくてよいと考えます。スピード感が大事です。不足していた理解はPOINT2で十分補えます。
参考にしたチャンネル
- 黒本2周目
2周目は解説の中で自分が記憶できていなかった、ルールの認識が間違っていた問題の解説の個所に赤の付箋をつけました。
POINT2
解説には簡潔に重要なルールがまとまっています。そのルールが問われた問題を2周目で間違えたら赤付箋、3周目で間違えたら紫付箋に張り替えることで、自分の苦手なルールを記憶の定着度別にまとめておくことで、時間が経った後でも効率的に復習し、短時間で実力を戻せる参考書の状態を作れます。
- 黒本模擬試験2回分
時間を計って80問×2を解きます。1回目は60%前後取れれば十分です。
POINT3
1時間くらい残して解くのがベストだと考えます。実際の試験は慣れない環境で行います。そこでは見慣れない画質やフォント等で問題が頭に入ってこない!みたいなことが多々あります。これに加え、試験の序盤では初見?の問題や、評価されない・試験的に追加された問題が出題されます。こう言った背景から序盤は正確に選択肢を選別できないまま問題を進み、あとで見直ししたいなぁという展開が結構発生します。アクシデントを見越した時間配分が重要です。
- 白本1周目
3連続で黒本をやると自分ではルールを分かっているつもりでも記憶頼りになってしまっていると判断し、ここで白本を導入!同じルールの別角度の問題を通した本質理解と新しいルールの吸収が目的です!
白本も黒本の1周目と同様に間違えた問題に印はつけません。
POINT4
黒本は問題と解説が分かれているため、解答解説の確認の度にページの行き来する必要があります。これは意外と億劫です。問題単位での復習がやりにくいし、物理的に重いので面倒です。一方で白本は問題の下にすぐ解説が載っているため、問題単位での復習がしやすいです。そのため時間が経って復習する時の低いモチベーションでも勉強に入り易いところあるなと実感しました。
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白本2周目と模擬試験2回分
黒本の2周目と同様です。 -
黒本・白本3周目と黒本・白本模擬試験二回分
間違えた問題だけを解き、間違えた問題のルールに紫付箋を付ける。
復帰期間の勉強方法
次の順番で復習しました。
- 問題自体は解かず、黒・白本の付箋が張ってあるルールを熟読しながら、そのルールが適用された問題を思いだそうとする。
- 白本の付箋が貼ってある問題を解く(解けるかの確認)
- 黒本の付箋が貼ってある箇所から、逆引きで問題を解く(解けるかの確認)
POINT5
ルールから復習することで、問われるポイントを効率的に復習することが良いと気付きました。ルールがうろ覚えになっている状態で頭からひねり出し、問題を遅く解くのは効率が悪いです。むしろスピード感が遅いがためにモチベーションが低いままになってしまいます。
POINT6
問題を逆引きで解くことで、最小限の問題数で復習できます。復帰期間にこなす問題数は少ないため、不安になると思います。しかし実際はルール、基本文法の定義が頭にしっかり入っているかが重要になってきます。勇気を出して申し込みをしましょう。意外といけるじゃんとなります。
最後に
今回紹介した勉強法をまとめると、復習しやすい参考書の状態を作ることです!自分が1か月前くらいはこのルール定着度だったのかとわかり、無駄に解ける問題を解く必要がなくなります。
問題数をこなすのが面倒な人は一周終わった段階で、解説のルールを覚えることに注力した方がより短期間で合格できるかもしれません。
個人的に徐々に勉強方法がわかってきたので、今後は資格系の勉強が最初から最適なルートでできるようになりたいですね。お忙しい方は是非参考にしていただけると幸いです。