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Windows TerminalとWSL2とVS Codeで快適なWindows開発環境を作ってみた備忘録

Posted at 2020-06-21

概要

昔から、WindowsおよびLinux双方に向けたネイティブモジュールの開発を行う仕事をしてきていたため、開発環境の準備には悩まされてきました。
この春、Windows Terminalが正式リリースされ、WSL2も出たことで改めて環境を整えた結果の備忘録になります。

元々C言語開発者で、WindowsおよびLinux双方で同じように動作をするネイティブモジュールの開発を行ってきました。
その昔はWindowsはVisual Studio、Linuxはサーバ環境で開発を行ってきていましたが
段々と開発環境を見直してきています。

当時思っていた課題をつらつらと

開発エディタを模索していて、Atomを使っていたがVS CODEが良いという噂を聞いて開発環境刷新
エディタはVS CODEへ変更（操作はVimベースですが……）

また、Linux仮想環境をWSLへ置き換えを検討。ただし断念。

結果、開発エディタはVS CODEへ移行するものの他は大きく変えなかった。

さようならPoderosa、こんにちはWindows Terminal。
やっとタブ管理可能なターミナルソフトで良いものが出てきました。
目的が複数のサーバ管理とかなら機能が豊富なPoderosaでも良いかと思いますが、自PCでの開発目的ならこちらが良いかなと。

まだV1で設定画面がないなど使い勝手が悪い面もありますが、これからのアップデートに期待。

まだいじっている最中ですが、動作も軽くLinuxとして問題なく操作できています。
パスの管理もさほど難しくなく、そのうちファイルエクスプローラーとの統合もされるということでより使いやすくなるのではないかと。

初回起動も早いし、十分Linux環境として使っていけそうです。
わざわざVMWareで環境を常時起動させておく必要がなくなりました。

VS CODEからも簡単にWSLをTerminalとして立ち上げられるので、Windows環境で簡単にLinux開発が行なえます。

よくわかっていませんが、現状難しいかなぁと。

Cygwinを入れている理由が、「Windows/Linuxそれぞれのネイティブモジュールを同じテストツールで同じようにテストしたい」であり
Windows環境でLinuxと同じコマンドなどを用いてテストができないものかと思いCygwinを入れています。

WSL2環境はあくまでLinuxのネイティブモジュールとして動作するので、Cygwinの変わりにはならないのかな？と
詳しく方法を調べてみたわけではないので、もうちょっと調査してみます。

まずはテストツールや手法を見直したほうが良いかも。

Windowsの開発環境がどんどん快適になってきて嬉しい限りです。
ただ、実はもう2年近く仕事で開発業務していないのですよね……