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目的思考を習慣化するワークフロー

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こんにちは。7月から未経験の文系で開発職に配属されたとある新人エンジニアです。
経験者たちに追いつくためにはどうしたらいいか考えつつ、日々試行錯誤しています。
そのなかで、大切にしている(しようとがんばっている)考え方のひとつが目的思考です。
今回はその目的思考を身に付けるために作成したワークフローをご紹介したいと思います。

目的思考とは

そもそも目的思考とは、何のために自分はそれに取り組んでいるのか、何を実現したいのかを常に意識し、それらに沿った考えや行動をすることです。この思考を持っていると、自分の向かうべき方向性が明確になるため、妙な脱線をすることや、達成したかったことが気付けば全然達成できていないといったことを防ぐことができます。

目的思考を習慣化するワークフローを作ろうと思った理由

ではなぜ、目的思考を習慣化させようと思ったのかというと、研修でさんざん目的思考は大切だと言い聞かせられたからです。
そして、一向にできなかったからです。
目的思考が大切なことはわかった、でもなかなか意識できない、ではどうするか。常に目的を意識せざるを得ない状況を作ろうということで、普段業務でよく使っているSlackのワークフローを作ってみることにしました。

ワークフローをつくる

実際に私が作成したワークフローは以下です。

image.png

タスク1つずつに対して目的(最終的に実現を目指すこと)・ゴール(目的を果たすためにどうすればいいか、どんな状態になればいいか)を書き出す構成にしました。

目的思考を習慣化させるためにはこれだけで十分に見えるかもしれませんが、目的を実現できたとしても、無駄に長い時間を書けてしまうと良いとはいえません。時間は有限ですし、やらなければならないこと、やりたいことは山積みですから。そのため、所要予定時間も記入する欄を設け、常に予定時間内に目的・ゴールを意識しながらタスクに取り組める仕様にしてみました。

ワークフローを活用する

せっかく作ったのだからもっと効果的に使いたい! ということで、1つのワークフローで
振り返りまでできるようにしました。

目的などを回答すると、以下のようなボタンがチャンネル内に投稿されます。

image.png

このボタンを押すと、タスクを経て学んだことなどの内省を記録し、次の行動につなげることができる構成にしました。

image.png

回答内容はスプレッドシートへ集約し、いつでも見返すことができるようにしました。

このワークフローによって、目的思考を習慣化し、さらに、目的は達成できたのか・その過程でよかったことや改善することはあるか・次はどんなことをすべきかを振り返ることで成長サイクルを構築できると考え、実際に使ってみています。

おわりに

このワークフローを作成して1か月も経っておらず、まだまだ改善点はあると思います。
私自身、試行錯誤しながらどんどん良くしていきたい、成長していきたいという思いがあります。
もし、他にも目的思考を身に付ける方法、経験者に追いつくべく少しでもはやく成長するコツをご存じでしたら共有していただけると幸いです!
よろしくお願いいたします!

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