■はじめに
定例で参加しているモクモク読書会にて、読書に関する記事の執筆依頼が締め切り前日に突如来ました。特にネタは全くなかったのですが、思いつきで雑感を記してみます。
■読書ツール
読書時に使用する書籍専用の文鎮を2点紹介。
1. 本に寄り添う文鎮
ネットで話題になったコクヨの本に寄り添う文鎮。
発売直後は全色売り切れで偽物が6千円位で販売されていたが、現在は在庫ありで1700円弱で販売されている。全ての書籍に利用できるわけではなく、文庫本や背表紙が硬い本(閉じる力が強い)、大型の本などには使えない。
使用感としては良くもなく悪くもなくという感じ。形状が書籍を開いた状態になっているのが特徴。黒を購入したが塗装が剥げそうな気がして丁寧に扱っている。形状が特殊なため、収納場所はモニターアームの根本に置いている。(下記写真の中央部分↓)
2. Superior Essentials ページホルダー
前述のコクヨの文鎮は金属だったが、こちらはシリコン製。底面に滑り止めの加工が施されており、紙面にフィットして押さえつける仕様になっている。値段は2600円。大型の本にも使えるのが利点だが、本体の形状が大きいため、書籍の内容を隠してしまうのが難点。コクヨ文鎮との2点同時利用すると大型の本も文字が隠れずに読める。(下記写真参照↓)
■図書館探訪
今年(2024年)訪れた図書館の一部を紹介。
1. ポートランド中央図書館(Portland, Oregon)
オレゴン州のポートランドにある中央図書館。建物は1913年建築の4階建(たぶん)で中央図書館としてはやや小さめ。ダウンタウンのほぼ真ん中にありアクセスしやすく、私のすれ違いに近所の住民らしき方が柴犬を連れたまま入っていった。
ホームレスがたくさんいるのは図書館あるあるだが、こちらは飛び抜けて多かった。電源使って充電したり等ほぼ住んでいるような感じ。中は日本の図書館とかなり似ている。
2. シアトル中央図書館(Seattle, Washington)
ワシントン州シアトルのダウンタウンにある中央図書館。建物のデザインが目を引く。
11階建でかなり巨大。自然光を取り入れた閲覧室は開放感がある。
外観だけに留まらず内装も特殊で、各階が斜めになっていて上下の階がつながっている。(下記の写真で言うと、写真を撮っている位置が9階で通路奥の行き止まりが10階。)斬新なデザインは嫌いではないが、書庫が斜めなので違和感というか正直本を探しにくい。
こちらの図書館は開館が10:00なのだが、私が来訪した日は「諸事情で本日は11:00開館にします」という張り紙があって中に入れず10名以上のホームレスが開くのを待っていた。(写真は数日後に再チャレンジしたもの。)
3. ワシントン大学スザロ図書館(Seattle, Washington)
シアトル郊外にあるワシントン大学には16の図書館があるが、その中でも特に有名なスザロ図書館。1926着工で1963年完成のゴシック建築は大学内の赤の広場に面しており美しい。
書庫は通路が狭くぎっしり収納しているがジャンル毎に細かく整頓されており目視でも検索しやすかった。
図書館内にあるコーヒーショップ。デザイン等も図書館に合わせている模様。
「米国で最も美しい図書館」に選ばれたこともある読書室。読書や自習が可能。入口に「絶対おしゃべりしないでね」の看板があり、こちらの部屋では誰も会話しておらずホームレスもさすがにこの部屋には入ってこない。この空間で無音なのはただただ荘厳。
■おわりに
今回紹介した写真は全て私が撮影したものになります。詳細について興味がある方はお気軽に連絡ください。