docker-composeを使ったredmineの導入方法

はじめに

はじめに、docker-composeをつかってredmineを導入したい時がありますよね！！！そんな時の参考にして欲しいです。。。

ファイル構成

docker-composeを用いてredmineを構築する。ボリュームの永続化などをこなうので、最終的なファイル構成について紹介する。

|-docker-compose.yml
    |-/redmine
        |-files
        |-plugins
    |-/mysql
        |-/data
    |-/dockerfiles
        |-redmine.Dockerfile
        |-mysql.Dockerfile

簡単に説明しておくと、docker-compose.ymlからredmine, mysqlに関するdockerfileを参照する。redmineディレクトリ、mysqlディレクトリは各コンテナで永続化するためのホスト側のディレクトリである。

docker-compose.yml

以下にdocker-compose.ymlを示す。

version: '3'
services: 
  redmine:
    build:
      context: .
      dockerfile: dockerfiles/redmine.Dockerfile
    ports:
      - 8080:3000
    volumes:
      - ./redmine/files:/usr/src/redmine/files
      - ./redmine/plugins:/usr/src/redmine/plugins
    
  db:
    build:
      context: .
      dockerfile: dockerfiles/mysql.Dockerfile
    volumes:
      - ./mysql/data:/var/lib/mysql 

• contextではカレントディレクトリの指定を行う。（docker-compose.ymlが存在する位置）
• filesディレクトリはredmineに添付された画像などのファイルを格納する
• pluginsはredmineのプラグインを格納する

dockerfile

以下にredmineコンテナに関するdockerfileを示す。

FROM redmine

RUN apt update && apt install vim -y

ENV REDMINE_DB_MYSQL= db¥
    REDMINE_DB_PASSWORD= redmine_pass¥
    REDMINE_DB_DATABASE= redmine¥
    REDMINE_DB_USERNAME= redmine_user¥
    REDMINE_SECRET_KEY_BASE= supersecretkey

• 通常バージョンの指定がない時には最新バージョンが選択される。

以下にmysqlコンテナに関するdockerfileを示す。

FROM: mysql:8.0

ENV: MYSQL_ROOT_PASSWORD= root_password¥
     MYSQL_DATABASE= redmine¥
     MYSQL_USER= redmine_user¥
     MYSQL_PASSWORD= redmine_pass

コンテナのビルド

では、docker-compose.ymlファイルが存在する階層をカレントディレクトリに設定して以下コマンドを実行

docker-compose up -d -build

確認

ブラウザで http://ip:8080 と指定して以下のようになればOK