こんにちは。昨日は応用情報の合格発表でしたね。筆者も無事に応用情報に合格することができました。半年に一回の試験、絶対に一回で受かりたい!という気持ちを強く持ち、対策を進めていたので、これから受験する方の参考になればと思い、記事を作成しました。
方針①広く学習し、本番で簡単な問題を選べるようにする
- 午後問題の難易度ははっきり言って運要素がかなり強いです。過去問を解いていて、どの問題を選択しても三割~ほぼ満点まで本当に点数がばらつきます。勉強時間はかかりますが、できる限り受かる確率を高めるには勉強範囲を広げるしかないと思います。
方針②ネットワークは必ず勉強する
- 必須の情報セキュリティでネットワークの知識が絡んでくることがあるため、たとえで午後ネットワークを選択しないとしても、ネットワークの勉強を完全に避けるのはおすすめできません。しかも、ネットワークは体系的な学習が必要で午前の問題を回しているだけでは基礎が身につきにくいのでなかなか厄介な存在です。ネットワークを捨てる場合は、必須の情報セキュリティが難しかった場合に点数を大きく落とすことを覚悟しておく必要があります。
方針③問題数が極端に少ない設問は避ける
- やや本番のテクニック的な話になりますが、たまに極端に設問数の少ない(その代わりすべて記述式)設問に当たることがあります(特に問11のシステム監査)。一つ間違えた時のダメージが大きいので、よほど自信がない限り避けるのが吉です。
午後の選択問題おすすめ
- 問1 情報セキュリティ◎★
- 問2 経営戦略〇★
- 問3 プログラミング
- 問4 システムアーキテクチャ
- 問5 ネットワーク〇★
- 問6 データベース
- 問7 組み込みシステム開発
- 問8 情報システム開発〇
- 問9 プロジェクトマネジメント〇
- 問10 サービスマネジメント〇★
- 問11 システム監査〇★
※◎は必須、〇は筆者が過去問演習していたもの、★は筆者が当日(R6春)選択したもの
問2経営戦略
- 年によって難易度の差が激しいです。簿記や会計が得意ならかなり有利だと思います。ただ、簿記3級のレベルだと満点は難しいです。
- 簡単な年に当たったときだけ選択するという戦略もありですが、私は経営戦略で点数を安定させたかったので力を入れて勉強しました。
- 簿記三級でやるような仕訳は出題されず、フレームワークなどを利用した経営戦略に関する問題がメインとなります。難しい年だと、中小企業診断士で出題されるような経営指標(売上高経常利益率など)が出題されることもあります。筆者は、中小企業診断士のテキストを使って少し知識を補強しました。
問5ネットワーク
- ネットワークも年によって難易度の差が激しいです。筆者が受けた時はたまたまネットワークが簡単だったので、試験途中であまり出来が良くなかったサービスマネジメントを捨てて、こちらに切り替えました。
問8情報システム開発
- 出題テーマが年によって大きく変わるので、難易度というよりも、実務で経験のあるものが出題されるか、が当日選択するかに影響してくることが多そうです。
問9,10,11
- いわゆる文系科目です。こちらの三問は、過去問演習を繰り返すことで比較的点数が安定する傾向にあります。