R.swift をどうしても Carthage で使いたいあなたへという記事があります。今 CocoaPods との戦いでとても疲れたので、CocoaPods を排除するために R.swift のインストールでとても参考になりました。
今回自分の場合は、理論上、R.swift はビルドタイムで勝手にリソースへのコードを生成してくれるツールであってライブラリーではない、ということは逆にいうとそもそも Carthage ではなく Homebrew で取り込められるはずだと思いました。実際 Homebrew 自身も rswift のインストールのための Formula も公開しているためそのまま $ brew install rswift
を叩けば勝手に R.swift がインストールされます。
ところがそれで自動生成されたファイルには結局 import Rswift
があったのでビルドで躓いて、そこでググって出てきたのが最初に紹介した記事です。なるほどふむふむ、つまりは R.swift の利用にはどうやら R.swift.Library も必要で、そしてこれは Carthage からでも落とせる、ということですね。
というわけで最終的には Homebrew と Carthage だけで R.swift の導入に成功しました(RswiftDownloader は必要ありませんでした)ので、簡単に手順をまとめます:
- Homebrew から rswift の自動生成プログラムをインストールします(Brewfile を利用している場合は
brew "rswift"
の行を Brewfile に追加し、利用していない場合はそのまま$ brew install rswift
のコマンドをターミナルから叩けば OK です) - Carthage で R.swift.Library を導入します(Cartfile に
github "mac-cain13/R.swift.Library"
の行を追加し、あとは他の Carthage で導入するライブラリーと同じような設定方法で設定します) -
公式のインストール手順の Manually の 2 番から続けます(ただし
rswift
の呼び出しはそもそも Homebrew によって導入済みなので、"$SRCROOT/rswift"
のように呼び出さなくても普通にrswift
で呼び出せます)
以上で、R.swift を CocoaPods の代わりに Homebrew と Carthage で簡単に導入できます。