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openFrameworks + xcodeでハマる洗礼的エラーあるある言いたい

Last updated at Posted at 2016-05-15

Xcode+oFの洗礼的エラー

当方Xcode3くらいの時に使い始めましたが、今バージョン7になって大分使いやすくなってきました。
ですが触り始め誰もがハマるみたいなエラーがまだあるので、ここに書き留めておきます。oFの授業でTAやってると「あーこれあったね…」みたいな感じになるので、気づいたら書き足していこう。
キャプチャ等はXcode7を使用。

includeのリンカエラーでハマる

補完に頼ってると、たまに#include"hoge.cpp"みたいに実装ファイルをインクルードしてしまう時があります。
自動生成されるヘッダがhoge.hppという拡張子になってしまったので余計に気づきづらい…
スクリーンショット 2016-05-10 15.28.22.png
duplicate symbols for architecture XXXというエラーが出るので、これが出るとcppインクルードしてるパターンが多い。

文字エンコーディングでハマる

スクリーンショット 2016-05-10 15.32.24.png ”UTF-16 (LE) byte order mark detected in XXX”というエラーでハマる。 日本語入力オンのまま入力しようとして、下のようなダイアログが出た時にConvert to Unicodeを押してしまった時に出てきがちです。 スクリーンショット 2016-05-10 15.31.58.png エラーが出てるファイルを選択後、Utilityを出して(⌥⌘0)Text EncodingをUTF-8にConvertします。 スクリーンショット 2016-05-10 15.36.16.png リストから変えます。 スクリーンショット 2016-05-10 15.37.22.png これでコンパイルも通るし、デフォルトではWesternだったのですが日本語でコメント等も入れられるようになります。

ターゲットでハマる

再生ボタン押してるのにoFが実行されない!という時は、ターゲットがopenFrameworksのプロジェクトになってる。
再生ボタン横のスキーム選択プルダウンで、開発中のプロジェクトを選択する。
(of0.9.0~0.9.3を使っている人は64bitでビルドするようにしましょう。どうしても32ビットでビルドしなきゃいけないという理由がある方はこちら
ちなみにDebugビルドはエラー箇所が分かりやすく、Releaseビルドはエラーの詳細がでなくなるけど、少し処理速度が上がる。場合によってはすげー上がる。
スクリーンショット 2016-05-15 15.04.08.png

Base SDKが無くてハマる

スクリーンショット 2016-05-15 15.55.00.png ワークショップでサンプルをプロジェクトごとダウンロードしたりした時にありがちなエラー。 oFプロジェクトと、自前プロジェクト両方でBuild SettingsのBase SDKをチェックしましょう。 Deployment Targetも10.6になってたりすると通らない場合があります。

「'ofMain.h' file not found」 でハマる

自分で作業してる時にはあまりハマらないかもしれないけど、サンプルをダウンロードしてきたり、別のコンピュータ或いは違うバージョンのoF等に移し替える時にやりがち。

ofApp.hやmain.cppで__'ofMain.h' file not found__とエラーが出てる時はxcodeprojファイルの場所を確認しましょう。
通常はapps/myApps/emptyExample/emptyExample.xcodeprojのようにappsを含めて3つのフォルダ分下がっています。※

スクリーンショット 2016-05-17 23.31.11.png

こうしないと、oF周りのライブラリを参照している相対パスが合致しないので、ofMain.hが呼べないというようなエラーが発生します。

※注:プロジェクトジェネレータで違う場所に書きだしていたり、OF_ROOTの情報がデフォルトと違う場合はこの限りではないです。

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