Xcode+oFの洗礼的エラー
当方Xcode3くらいの時に使い始めましたが、今バージョン7になって大分使いやすくなってきました。
ですが触り始め誰もがハマるみたいなエラーがまだあるので、ここに書き留めておきます。oFの授業でTAやってると「あーこれあったね…」みたいな感じになるので、気づいたら書き足していこう。
キャプチャ等はXcode7を使用。
includeのリンカエラーでハマる
補完に頼ってると、たまに#include"hoge.cpp"みたいに実装ファイルをインクルードしてしまう時があります。
自動生成されるヘッダがhoge.hppという拡張子になってしまったので余計に気づきづらい…
duplicate symbols for architecture XXXというエラーが出るので、これが出るとcppインクルードしてるパターンが多い。
文字エンコーディングでハマる




ターゲットでハマる
再生ボタン押してるのにoFが実行されない!という時は、ターゲットがopenFrameworksのプロジェクトになってる。
再生ボタン横のスキーム選択プルダウンで、開発中のプロジェクトを選択する。
(of0.9.0~0.9.3を使っている人は64bitでビルドするようにしましょう。どうしても32ビットでビルドしなきゃいけないという理由がある方はこちら )
ちなみにDebugビルドはエラー箇所が分かりやすく、Releaseビルドはエラーの詳細がでなくなるけど、少し処理速度が上がる。場合によってはすげー上がる。
Base SDKが無くてハマる

「'ofMain.h' file not found」 でハマる
自分で作業してる時にはあまりハマらないかもしれないけど、サンプルをダウンロードしてきたり、別のコンピュータ或いは違うバージョンのoF等に移し替える時にやりがち。
ofApp.hやmain.cppで__'ofMain.h' file not found__とエラーが出てる時はxcodeprojファイルの場所を確認しましょう。
通常はapps/myApps/emptyExample/emptyExample.xcodeprojのようにappsを含めて3つのフォルダ分下がっています。※
こうしないと、oF周りのライブラリを参照している相対パスが合致しないので、ofMain.hが呼べないというようなエラーが発生します。
※注:プロジェクトジェネレータで違う場所に書きだしていたり、OF_ROOTの情報がデフォルトと違う場合はこの限りではないです。