今回はMinecraftのPaperMCサーバーを起動する方法を書いていきたいと思います。
環境
・Ubuntu22.04(OS)
サーバーへのファイルのアップロードや編集をWindows11からGUIで行うにはWinSCPが便利です。
■ダウンロード
「WinSCP」SCP/SFTP/FTPS対応のFTPクライアント - 窓の杜
PaperMCの最新版をダウンロード
以下のページからダウンロードします。
Paper Downloads | PaperMC
WinSCPを起動
WinSCPをダブルクリックで起動します。
WinSCPにログイン
WinSCPにIPアドレスやパスワード、ポート番号を入力して、ログインします。
サーバーにアップロード
最新版(ここでは例としてpaper-1.21.1-40.jar)をPaperMCサーバーのディレクトリにアップロードします。
flags.sh開く
flags.shをクリックして開きます。
flags.shのファイル名を変更
server.jarを自分がダウンロードしたファイル名(例としてpaper-1.21.1-40.jar)に変更します。
メモリのバーを変更
自分のサーバーのスペックの範囲内に収まるように、
メモリのバーを変更します。
(ここでは例として4GBに設定しています。)
「#!/bin/bash」から始まる所をコピー
flags.shの以下のようなところをコピーします。
#!/bin/bash
java -Xms4096M -Xmx4096M --add-modules=jdk.incubator.vector -XX:+UseG1GC -XX:+ParallelRefProcEnabled -XX:MaxGCPauseMillis=200 -XX:+UnlockExperimentalVMOptions -XX:+DisableExplicitGC -XX:+AlwaysPreTouch -XX:G1HeapWastePercent=5 -XX:G1MixedGCCountTarget=4 -XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=15 -XX:G1MixedGCLiveThresholdPercent=90 -XX:G1RSetUpdatingPauseTimePercent=5 -XX:SurvivorRatio=32 -XX:+PerfDisableSharedMem -XX:MaxTenuringThreshold=1 -Dusing.aikars.flags=https://mcflags.emc.gs -Daikars.new.flags=true -XX:G1NewSizePercent=30 -XX:G1MaxNewSizePercent=40 -XX:G1HeapRegionSize=8M -XX:G1ReservePercent=20 -jar paper-1.21.1-40.jar --nogui
サーバーにstart.txtを作成しコピペ
右クリックして新規→ファイルをクリックして、start.txtを作成します。
そこにさっきコピーしたシェルスクリプトを貼り付けて保存します。
#!/bin/bash
java -Xms4096M -Xmx4096M --add-modules=jdk.incubator.vector -XX:+UseG1GC -XX:+ParallelRefProcEnabled -XX:MaxGCPauseMillis=200 -XX:+UnlockExperimentalVMOptions -XX:+DisableExplicitGC -XX:+AlwaysPreTouch -XX:G1HeapWastePercent=5 -XX:G1MixedGCCountTarget=4 -XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=15 -XX:G1MixedGCLiveThresholdPercent=90 -XX:G1RSetUpdatingPauseTimePercent=5 -XX:SurvivorRatio=32 -XX:+PerfDisableSharedMem -XX:MaxTenuringThreshold=1 -Dusing.aikars.flags=https://mcflags.emc.gs -Daikars.new.flags=true -XX:G1NewSizePercent=30 -XX:G1MaxNewSizePercent=40 -XX:G1HeapRegionSize=8M -XX:G1ReservePercent=20 -jar paper-1.21.1-40.jar --nogui
拡張子を.shに変更
start.txtをダブルクリックして、start.shに変更します。
マイクラサーバーを起動します。
PaperMCサーバーのディレクトリにcdコマンドで移動し、PaperMCのマイクラサーバーを起動します。
cd minecraft
bash start.sh
アップデートする場合
最新版のPaperMCをダウンロードします。
WinSCPを起動
WinSCPを起動します。
「WinSCP」SCP/SFTP/FTPS対応のFTPクライアント - 窓の杜
WinSCPにログイン
WinSCPにIPアドレスやパスワード、ポート番号を入力して、ログインします。
start.shを開く
start.shをダブルクリックで開きます。
.jarファイル名を書き換える
最後の方のpaper-1.21.1-39.jarというように古いバージョンになっていると思うので、書き換えます。
例としてpaper-1.21.1-39.jarをpaper-1.21.1-40.jarにします。
これは自分の環境によって異なります。
#!/bin/bash
java -Xms4096M -Xmx4096M --add-modules=jdk.incubator.vector -XX:+UseG1GC -XX:+ParallelRefProcEnabled -XX:MaxGCPauseMillis=200 -XX:+UnlockExperimentalVMOptions -XX:+DisableExplicitGC -XX:+AlwaysPreTouch -XX:G1HeapWastePercent=5 -XX:G1MixedGCCountTarget=4 -XX:InitiatingHeapOccupancyPercent=15 -XX:G1MixedGCLiveThresholdPercent=90 -XX:G1RSetUpdatingPauseTimePercent=5 -XX:SurvivorRatio=32 -XX:+PerfDisableSharedMem -XX:MaxTenuringThreshold=1 -Dusing.aikars.flags=https://mcflags.emc.gs -Daikars.new.flags=true -XX:G1NewSizePercent=30 -XX:G1MaxNewSizePercent=40 -XX:G1HeapRegionSize=8M -XX:G1ReservePercent=20 -jar paper-1.21.1-40.jar --nogui
シェルスクリプトでマイクラ鯖を起動
シェルスクリプトでMinecraftサーバーを起動します。
cd minecraft
bash start.sh