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ファシリテーションでつながるアプリをGlideで制作しました!

Last updated at Posted at 2022-11-16

自己紹介

初めまして!あべれんと言います。
JavaScriptをメインに様々な技術に触れ、それを用いた制作の様子をQiita記事として投稿しています。以下は制作したものの一例です。

これまでは思いついたアイディアを形にしてみることが多かったのですが、今回は本腰を入れて自分が作成したいものの紹介と実装できた内容について紹介します。

人が集まって何かを生み出す場が好きです。

研修やワークショップなど、複数の人が集まって何かについて話したり、1つのテーマに向かって取り組む場が好きです。
特に自分が仕掛け人になることで、参加者同士の意外な一面が見えてお互いの理解が進んだり、チーム全体が活性化していく様子を見ることが好きです。自分が関わることで場の熱量が引き上げられたように感じられる瞬間をもっと味わいたいなと思っています。「ファシリテーションにテーマに置いてみよう」と決めた時のより詳しい想いはこちらに記載しています。

よりよい場を作るためには何ができるだろうか。

私自身はファシリテーションは好きなものの、実際に誰かと1つの事柄についてじっくり話す場面は会社での会議がほとんどです。そのため、よりよい場づくりをするためにはまだまだ実践の場が足りていないなと思います。
そのためファシリテーションをやってみたい人とファシリテーションの場をつなぐプラットフォームアプリを作ることで、私のような実践する場を求めている人と、ファシリテーターを探している人のマッチングができるのではと思いました。夢の実現のために、まずは自分が必要だと思うアプリの機能を洗い出し、形にしてみることにしました。

実装したい機能の洗い出し

実装したい機能は以下の3つとしました。
➀ファシリテーションの場の投稿(主催者向け)
プラットフォームとしてイベントの登録ができないとコンテンツがないので、実装したい優先度としては一番高いものです。

  • 必要事項を記入することでイベントを登録することができる。

➁どんなファシリテーションの場があるか確認することができる(ファシリテーター向け)
イベントが投稿された上でそのイベントとユーザーのマッチングを生み出したいので、➀と同じくらい優先度は高いものとなります。

  • ➀で登録されたイベントを閲覧/検索することができる。
  • 今日より後に予定されているものだけ表示される。
  • 日付が今日に近いものの順に表示がされる。
  • 「参加したい」ボタンと「ファシリしたい」ボタンを用意する。
  • ボタンを押すとイベントを登録した人に参加希望のメールを送ることができる。

➂参加したイベントの振り返りができる(ファシリテーター向け)
上達のためには振り返りが大事だと考えているので、➀➁よりは優先度が落ちますが併せて実装したい機能です。

  • 自分が参加したイベントについて記録を残すことができる。
  • 自分の作成した振り返り記録を閲覧することができる。

作成したツール

今回はノーコードアプリ作成ツールのGlideを用いてアプリの制作を行っていきます。

実装した機能の紹介

➀ファシリテーションの場の投稿(主催者向け)

イベント一覧の画面をトップ画面とし、右上の「+」ボタンを押すとイベントの登録ができるようにしました。主催者としてはファシリテーターの性別や年齢なども指定したいことが考えられましたが、マッチングの門戸を広げたかったので項目はできるだけシンプルにするようにしました。
新規で登録を行うと、トップ画面に新しいイベントとして表示がされます。

➁どんなファシリテーションの場があるか確認することができる(ファシリテーター向け)

トップ画面からイベントを選択すると入力されたイベントの詳細を閲覧することができます。
気になるイベントのファシリテーションに挑戦したい人は「ファシリしたい!」ボタンをタップすることでイベント主催者へメールを送ることができます。
またファシリテーションの上達を目指す上では参加者側として会に参加することも勉強になる部分があるので「参加したい!」ボタンも追加しました。こちらもタップをすると主催者へメールを送ることができます。

➂参加したイベントの振り返りができる(主にファシリテーター向け)

画面下部の「振り返り」というボタンを押すと振り返り画面が出てきます。
この画面では自分が参加したイベントの振り返りをまとめることや、あとから見返すことが可能になります。
できるだけ思ったことをその瞬間に書き留めることができるように、記載する内容は極力シンプルにしました。
基本的にはファシリテーションを行った人が振り返るために使う想定ですが、役割記入欄を設けることで参加者側で学びになったことも記入できるようにしました。

実際に使ってもらった方からのフィードバック

仕事で講師業を行っている同僚に、企画の内容を説明しアプリを使ってもらいました。
その際のフィードバックの内容とそれを踏まえて考えたことをまとめました。
〇イベント登録と検索機能

感想

  • 登録が簡単に感じたので、イベントを企画したいけどどうやったらいいかわからない人でも使いやすそう。
  • とは言っても、選択肢でより入力を簡単にできる部分はあるように感じた。(オンラインかオフラインか等)
  • 登録する側としては見知らぬ人に応募されるのも不安だから、募集要項とか書きたい人もいるのでは。
  • 誰でも参加できるイベントなのか、そうじゃないのか知りたい。
  • 「ファシリしたい」や「参加したい」のボタンにどれくらい枠があるのか、今どれくらい応募がされているのか書かれているとボタンが押しやすい。
  • スマホの画面サイズ的にイベント詳細の文量が多いと「ファシリしたい」や「参加したい」ボタンが見切れてしまうので、固定表示ができるといいなと感じた。

〇振り返り機能

感想

  • 参加の意思表示も振り返りもこのアプリでできるのであれば、主催者・参加者側の満足度もこのアプリ内で投稿できるようにしたらいいのでは。
  • ファシリテーターが作成した振り返りページに主催者や参加者がコメントをすることができる、とかもよさそう。
  • 振り返りを記入したらポイントが付く、とかも達成感を味わえるから使いやすいかも。

〇そもそものコンセプトについて

感想

  • 仲間内とか会社内アプリとしてならめっちゃ使いたいと思った。 ファシリテーションを練習したいけど、いきなり本番というのはハードルがあるのである程度身内感が欲しい。
  • 全く知らない人同士をマッチングさせる方向性を貫くなら、あえて外部のファシリテーターを入れる、ということに魅力を感じる層がどれくらいいるかも考える必要がありそう。

フィードバックを受けて考えたこと

「ファシリテーターが作成した振り返りページに主催者や参加者がコメントをすることができる」 というアイディアは、ファシリテーションの結果をフィードバックしてもらえることが貴重だし、素直に私が欲しいなと思ったので実装方法を探そうと思います。
また 「いきなり本番というのはハードルがあるのである程度身内感が欲しい。」 という意見も非常に貴重だなと思っており、「実践あるのみ」 というコンセプトは外したくないですが、参加ハードルを下げるための工夫も必要という観点がもらえたことがよかったなと感じました。

形にすることで得るものがある

これまでは「こんなイメージ」というレベルで企画を話すことが多かったですが、今回のように一度やりたいことを見える形に落とし込むことで、自分の中からは出にくかった貴重な意見がもらえたことが何かを形をする上での一番の収穫ですね。
今回のアプリはテストユーザーを求めているので、もし使ってみたい方がいらっしゃればコメントいただけると嬉しいです!

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