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エンジニア採用の際に確認するポイント(ポテンシャル採用編)

Last updated at Posted at 2018-01-30

[概要]

採用活動に携わるようになって、面接時の観点を整理したくなった。
ので、現時点での自分の考えを書いてみた。
基本的には、「自立自走できて、今後の成長{確度,角度}に期待が持てる人」というイメージ。
現状のスキルセットは問わず、ポテンシャル採用をする際の視点という感じ。

[ベースとなる能力]

ベースとなる能力として、会話をする力と思考習慣があると思っている。

会話をする力

何?

  1. 相手の発言を聞き、
  2. それを正しく解釈し、
  3. それに対する返答を言語化し、
  4. 簡潔に出力する力

なぜ重要?

この力が乏しいと、そもそもまともにコミュニケーションが取れないため円滑に仕事ができないから。

確認の仕方

質問に対してまともな返答が来るか、で確認できる。
1が足りない例:こちらが話している途中で遮って話し出す。
2が足りない例:質問している内容に対してトンチンカンな答が返ってくる。
3が足りない例:じっと黙ったままフリーズしてしまう。返答に説得力が乏しい。
4が足りない例:結論から話さない。だらだら思い付いたままに話す。

思考習慣

何?

普段から思考をする習慣

なぜ重要?

長期的に自己成長していくための礎となる。
指示待ちではなく自立自走していく人材になってくれそう。

確認の仕方

その人が普段から考えていそうなこと(考えておいてほしいこと)について質問し、「なんで?」を繰り返してみればわかる。
例えば将来的にどうなりたいのか、なぜ転職したいのか、なぜ弊社を受けたのか、とか。

[さらにあると望ましい能力]

具体と抽象の往復、メタ認知、動機の3つが揃っていると強い。

具体と抽象の往復

具体を抽象に昇華し、抽象を具体に当てはめる能力。

なぜ重要?

具体的な体験から大切なことを一般化して抜き出す習慣があると、少ない体験からより多くの学びを得ることができる。
その学びを次のアクションに活かすことができるので、行動改善のスピード感が高まる。

確認の仕方

特定のケースについての話と、それを一般化したケースの話を区別できているか?
具体を集めて抽象に昇華する習慣があるか?をうまく聞き出せそうな質問は、現在模索中。

メタ認知能力

自分を客観的に見る力。

なぜ重要?

自分の理想と現実を分析し、何が足りないのかを把握することができるので、成長スピードが早い。方向性がぶれにくい。ぶれても自力で軌道修正ができる。

確認の仕方

あなたは何を望んでいるのか、どうなりたいのか?あなたがこのチームで期待されていることは何だと思うか?
その理想と現実のギャップを埋めるために取り組んでいることは?
とかを聞いてみる。明瞭な答えだと良い。
また、事前に自己研鑽はどうしているかとか聞いておいて、それが理想と現実のギャップを埋める行為として出てきたものと一致していると良い。

動機

何?

弊社で働く動機。

なぜ重要?

上の方で上げたすべての項目を高いレベルで満たしていたとしても、働くことに対するモチベーションが存在しないと働かない。能力を活かしてくれない。
どんなハイスペックな車でも、ガソリンが無いと動かない。

確認の仕方

どうしてこの業界で働きたいの?なぜ弊社で働きたいの?ということを聞き、深掘りしていく。
別に弊社でなきゃならない理由がはっきりと説明できる必要はない。別の会社でも当てはまる理由でも良い。
なぜなら、弊社に入社した後に、能動的に働いてくれそうかを確認するためのものだからだ。

入社後、「働くことでこれを実現したい」というような動機だと、働くことを望んでいることがわかるので良い。
「年収面で今の自分を正当に評価してくれるところに転職したい」とかだと、転職がゴールになるし入社後に働く動機とはならないので、満たさない(悪いと言っているわけではなく、それだけではこの動機の項目にチェックが付かないという話)。

[終わりに]

エンジニア全く関係ないなと思った。

(この記事は都度アップデートしていく予定。)

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