YouTube Data API v3 を利用してチャンネルや動画情報を取得する場合、チャンネルIDが必要となります。このチャンネルIDは「UC」から始まる固定の文字列であり、チャンネルのハンドル(例: "@YouTubeJapan")とは異なります。
チャンネルIDの入手方法
YouTubeのチャンネルページのソースコード(HTML)には、以下のような <link>
タグが含まれており、この中にチャンネルIDが記述されています。
<link rel="canonical" href="https://www.youtube.com/channel/UCrXUsMBcfTVqwAS7DKg9C0Q">
ここで、UCrXUsMBcfTVqwAS7DKg9C0Q
がチャンネルIDとなります。
Bash を使った取得例
以下のサンプルコードは、curl
と sed
を用いて、指定した YouTube チャンネルページのHTMLからチャンネルIDを抽出する方法です。
#!/bin/bash
# 対象のURL(例: YouTubeチャンネルのURL。ここではハンドルURLを利用)
URL="https://www.youtube.com/@YouTubeJapan"
# curlでHTMLを取得
html=$(curl -s "$URL")
# sedでチャンネルIDを抽出
channel_id=$(echo "$html" | sed -n 's/.*<link rel="canonical" href="https:\/\/www\.youtube\.com\/channel\/\([^"]*\)".*/\1/p')
echo "チャンネルID: $channel_id"
-
注意点:
- チャンネルページのHTML構造は変更される可能性があるため、スクリプトが将来的に動作しなくなることも考えられます。
このようにして、YouTube Data API v3 を利用するために必要なチャンネルIDを取得することができます。