2.8インチのPiTFTを買ってみたのでインストール方法や設定なんかをいくつか残しておく。
PiTFT - Assembled 320x240 2.8 TFT+Touchscreen for Raspberry Pi
インストール
インストールドキュメントはこちら。
Easy Install | Adafruit PiTFT - 2.8" Touchscreen Display for Raspberry Pi | Adafruit Learning System
インストール方法は3種類ある。
- PiTFTのセットアップ済みRaspbianをインストールする
- インストールスクリプトを実行する
- 手動でインストールする
3の手動インストールだと細かく設定できるみたいだけど、自分は2の方法で行った。
設定
PiTFTを色々いじってて試してみた設定。
/usr/share/X11/xorg.conf.d/99-pitft.conf
インストール時に作成したファイル。
画面の出力先を変更する
# "fb0"または"fb1"に設定する
Option "fbdev" "/dev/fb0"
"fb0"でHDMIから出力して"fb1"でPiTFTに出力する。
/etc/modprobe.d/adafruit.conf
デフォルトだと次のようになっている。
options fbtft_device name=adafruitrt28 rotate=90 frequency=32000000
画面の回転
rotateの値を0,90,180,270にする。
キャリブレーション
このページの"AutoMagic Calibration Script"を実施する。
キャリブレーションを実行した後は再起動する。
60FPS
"frequency"の値を"62000000"に変更し、"fps=60"という設定を追加する。
OpenGLについて
Raspberry PiはOpenGL ES2に対応してるけど、PiTFTではOpenGL表示はできなかった。
PiTFTはSPIで接続されているけど、SPIはCPUで制御されているのでGPUを使った描画ができないらしい。
試しにHDMI接続でOpenGL使ったウィンドウを表示してみたらできたけど、PiTFTではできなかった。
SPI接続の場合の話なのでPiTFTに限った話ではないけども。