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個人用と会社用のgithubのアカウントを統合した話

Last updated at Posted at 2020-04-15

はじめに

アカウント統合など何度も行う作業ではない。忘れたことにやってくるので書き置きしておく。

githubのアカウントを会社用と個人用に分けて使っていた。
会社用をメイン、個人用をサブという位置付けで、sshキーを2種類用意して

~/.ssh/config
Host github.com # メインアカウント(会社用)
  HostName github.com
  User git
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
  TCPKeepAlive yes
  IdentitiesOnly yes

Host github.com.sub # サブアカウント(個人用)
  HostName github.com
  User git
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_sub
  TCPKeepAlive yes
  IdentitiesOnly yes

基本的に会社用は意識せずに使って、サブのときだけ切り替えるという感じで運用していた。

しかし、GitHub利用規約には

1 人の個人または 1 つの法人が複数の無料「アカウント」を保持することはできません (コンピュータアカウントも制御することを選択した場合、それは問題ありませんが、それはコンピュータの実行にのみ使用できます)。

と書いてあったりする。
何よりも切り替えが無い方が(精神的に)楽である。

やりたいことは、会社アカウントに紐づいているorganizationやリポジトリを個人アカウントに紐付けし直して、個人アカウントのみで完結する、ということだ。

切り替え作業

ココは会社にお願いしましょう。
その間に個別のリポジトリがあれば、個人アカウントにtransferしておきましょう。

切り替え作業後

全て紐付けし直された!さてローカルのリポジトリを確認してみよーとなると、

ERROR: Repository not found.
fatal: Could not read from remote repository.

となって、分かってはいるけど少し焦る。
.ssh/configに書いてあれば、あーそうか、と思い出すが、configに書いてない場合、デフォルトのid_rsaを読みに行ってしまうので要注意。

$ ssh -T git@github.com
Hi xxxx! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

確認すると会社アカウントの名前が表示される。

先ほどのconfigを修正。

~/.ssh/config
Host github.com # メインアカウント
  HostName github.com
  User git
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_sub ←ココを書き換え
  TCPKeepAlive yes
  IdentitiesOnly yes

サブのHostを削除して、サブで使っていたIdentityFileをメインのところに上書きすればOK!(これはサブを残してメイン削除でもよい)

$ ssh -T git@github.com
Hi oooo! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

個人アカウント用のSSHキーに切り替わった。

あとは、

remote.origin.url=git@github.com.sub:[organization]/[repository].git
↓
remote.origin.url=git@github.com:[organization]/[repository].git

.subが付いているところを削除すればOK。

もう一度ローカルのリポジトリを確認すると

ERROR: The xxx organization has enabled or enforced SAML SSO. To access this repository,
you must use the HTTPS remote with a personal access token or SSH with an SSH key and passphrase...

と表示される場合がある。
そうしたら、githubのSettingsから
capture 2020-04-15 14.51.24.png
左メニューのSSH and GPG keysを選択し、Enable SSOまたはDisable SSOを押すと
capture 2020-04-15 14.51.41.png
と表示されるのでAuthorizeを押す。

以上でエラーも消えて、何事もなかったかのように以前のままローカルリポジトリを使うことができた。

最後に

あとはgit configでnameとemailを適当に設定してください。

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