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GitLabのExternal issue trackerを有効にし、GitLabからRedmineの関連チケットにリンクが張られるようにする

Last updated at Posted at 2019-04-14

前置き

GitLabの"External issue tracker"という機能を有効にします。
これはコミットメッセージにチケット管理ツールのチケット番号を含めると、自動的にチケットへのリンクを張ってくれるというものです。

今回はGitLabからRedmineにリンクを張ってみます。

例えばコミットメッセージにUpdate README.md CENTRAL_SERVER-136と記述した場合、
GitLabの画面上からコミットメッセージを見ると、以下の画像ようにRedmineへのリンクが張られるようになります。

p1.png

環境

  • GitLab CE Omunibus 11.9.4

Redmineのバージョンはなんでも大丈夫です。
GitLabから一方的にRedmineへリンクを張る機能なので、操作は全てGitLabで完結します。

GitLabの公式ドキュメント

手順

全て公式ドキュメントの通りに進めます。

Redmine issue trackerの設定画面にアクセス

有効にしたいプロジェクトで画像の順にクリックし、Redmine issue trackerの設定画面を開きます。

p2.png

Redmine issue trackerの設定

Redmine issue trackerの設定を行います。

p3.png

項目名 入力例
Description Redmine issue tracker
Project url https://example.com/projects/sandbox
Issues url https://example.com/issues/:id
New issue url (なんでもよい)

New issue urlは現在使われておらず、将来のバージョンで削除されるとのことです。
未入力だとエラーになるので、適当に何か入力します。

Redmineが自己署名証明書(オレオレ証明書)の場合、保存しようとした時にエラーになります。
そのため自分の場合、テスト環境で事前確認ができず、最初から本番環境で試すことになってしまいました。

GitLabのIssuesの無効化

GitLabのIssuesを無効化しておきます。
私のプロジェクトの場合、Redmineで全てのチケットを管理し、GitLabはコード管理のみとしています。

p4.png

動作確認

最後にRedmineのプロジェクト番号やチケット番号をコミットメッセージに入れてみます。

1番目のようにチケット番号のみでリンクを張りたい場合、GitLabのIssuesは必ず無効化してください。
GitLabのIssuesを使用したい場合は2番目のようにプロジェクト名も必ず含めるようにしてください。

プロジェクト名は「大文字、"-"(ハイフン)でなく"_"(アンダースコア)で繋ぐ」というルールがあるので、3番目は失敗しています。

git commit -m "Update README.md #136
git commit -m "Update README.md REDMINE_PROJECT-#136
git commit -m "Update README.md redmine-project-#136

p5.png

最後に

以上でGitLabのコミットメッセージからRedmineの関連チケットに簡単にアクセスできるようになりました。
クリック一つでGitLabからRedmineにアクセスできるのは少し嬉しいですね。

その他

試していませんが、Redmine以外の"チケット管理ツール"と呼ばれる以下のツールもほとんど同じ手順で設定できるようです。

  • YouTrack
  • Jira
  • Bugzilla
  • Custom Issue Tracker
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