LoginSignup
83
52

More than 5 years have passed since last update.

gccをソースからビルド/インストールする

Posted at

目的

configureスクリプトでMakefileを生成してビルド/インストールする場合、
1. ソースを取得し、
2. ./configureでMakefileを生成し、
3. makeでビルドし、
4. make installでインストール完了。

しかし、gccには./configureの追加オプションや追加の手順があるため、
gccをソースからビルド/インストールする手順をここに記す。

1. ソースを取得

https://gcc.gnu.org/mirrors.html
を参考にソースを取得したいURLを選択。

ftp.tsukuba.wide.ad.jpからgcc-4.8.5をダウンロード
wget http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/software/gcc/releases/gcc-4.8.5/gcc-4.8.5.tar.gz

2. 圧縮ファイルを解凍し、移動

tar xzf gcc-4.8.5.tar.gz
cd gcc-4.8.5

3. gccのビルドに必要なモジュールをダウンロード

./contrib/download_prerequisites

4. ビルド用のディレクトリを作成し、移動

mkdir build
cd build

5. configureスクリプトを実行し、Makefileを生成

../configure --enable-languages=c,c++ --prefix=/usr/local --disable-bootstrap --disable-multilib

configureオプション

https://gcc.gnu.org/install/configure.html

オプション名 説明
--enable-languages gccのビルド対象言語
--prefix make install実行時のインストール先ディレクトリ
--disable-bootstrap 通常は3回ビルドを行って検証を行うが、ビルド時間短縮のため、1回だけにする
--disable-multilib 64bit環境だとgnu/stubs-32.hでエラーが発生するので、指定

6. ビルド

make > /dev/null

標準出力のリダイレクト先を/dev/nullにすることで
標準出力に表示される情報を抑制する

7. インストール

root権限を持つuserで実行
make install > /dev/null

8. 確認

/usr/local/bin/gcc -v
/usr/local/bin/g++ -v

ビルドしたバージョンと同じバージョンが表示されていれば、作業完了。

83
52
5

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
83
52