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初めての勉強会 若手エンジニアふんわりLT Night!感想戦

Last updated at Posted at 2024-04-27

先日、春和の候! 若手エンジニアふんわりLT Night!に参加したので、記録として残すため、ブログ書きました。何か間違いがありましたらお気軽にご指摘ください。

どんなイベント?

このイベントは、新卒1〜3年目ぐらいまでの若手エンジニア同士の交流を主目的としています。
前半はテーマフリーのLT(ライトニングトーク)会、後半は参加者同士が交流ができる懇親会を開催します!
LT会と懇親会を通して、エンジニア同士の横の繋がりを作りましょう!

イベント概要 (Connpass)1

社会人1~3年目といった若手向けの交流会です。実際自分は大学生ということで、この枠には入りませんが、若手社会人の先輩方がどのようなことに挑戦していて、働かれているのか解像度を上げるため、参加しました。

会場は、AKKODiSコンサルティング株式会社さん。大学の友人が就活していた企業さんで、どんなオフィスなのか探検に行くような気分でした。かっこいいエントランスがあり、とても綺麗で快適でした。
akkodis_office

1. 個人開発でAWSを使いたい

発表者:javadogさん X:@javadog_

最初から全てAWSを使用してのアプリケーション開発することは金銭的に高くなりやすい...
スケールに合わせて激安サーバとAWSを拡使い分けていこう

選択肢 サービス 月額料金
1 激安サーバー&Firebase無料枠 1,600円/月
2 激安サーバー&有料DBaaS 4,000円/月
3 ECS on Fargate + RDS 20,000円/月

サービスの成長に合わせてDBの運用を柔軟に対応するためにも
DBの乗り換えをスムーズにする必要がある

  • DBサービスの切り替え
    repositoryパターンで具体的な実装を隠しておく
    マイグレーションもしやすくなるはず

  • サーバの乗り換え
    オンプレサーバでもdocker-composeによるコンテナ運用にしておく

感想

  • オンプレサーバとのAWSとの併用について初心者でも理解しやすかった
  • 自分自身で開発したシステムでは、S3上にSQLiteのDBファイルを作成し、運用しているので、別のアプローチを知るいい機会になった
    ※SQLiteをS3上で運用した話についての記事は近日公開予定です。

2. 友達にコード送ったら1行にされた

発表者:mi111025さん X:@mi111025

ポートフォリオサイトで色を表現するスライダーを作成
RGB色空間での表現のためコードが煩雑に...
HSL色空間で表現することで色相を変化させることで簡単に表現できるように!

感想

  • コードに詳しい人が友人にいてお互いにレビューできるいい関係性が素晴らしい
  • 自分のコードを作りっぱなしにしていないことがすごい!
  • 周りにいる詳しい人にどんどん質問していこうと思った

3. Let's learn code review

発表者:RioFujimonさん X:@RioFujimon

コードレビューの課題点

  • 他人の書いたコードレベルが高くて、理解が難しい
  • どのような観点でレビューすればいいのかわからない
  • コードレビューで気をつける点はあるのか
  • 雰囲気でコードレビュー

エンジニアはコードを読む時間のほうが長いので、勉強していこう!
コードレビューについての参考文献

  • Google's Code Review Guidelines 2
  • Google Style Guides 3

<コードレビューの目的>

  • コードベース全体の健全性が時間と共に向上することを確認すること

<レビュー原則>

  • 意見や個人の好みよりも技術的な事実とデータを優先
  • コードスタイルはスタイルガイドに従う
  • ソフトウェア設計は、原則の基づいて評価されるべき

感想

  • レビューの原則は、改めて全プログラマの共通認識として理解しないといけない内容だとわかった
  • ソースコード以外の全てのレビューにも同じことが言えそうな内容だった

4. Result型の次のエラーハンドリング

発表者:aka sousanさん X:@moso_midnight

jsでのtry-catchのエラーハンドリングについて以下のような問題がある

  • 処理が増えたらif -elseが増える
  • エラーの網羅ができているか判断が大変

Railway Orientedで、TS開発でより型安全なエラーハンドリングを実現する

感想

  • ネストが深くなり、どこでエラー処理を行なっているのか見失いやすいから、この処理はいずれか導入していきたいと思った
  • 導入するまでカロリーがいるとのことだったので、体力をつけようと思った
  • 懇親会でお話した際に、これから社内に浸透させていくということを伺い、熱量溢れている姿がかっこいいと思った

5. 記事の一歩目は業務内容から

発表者:yamatai12さん X:@taiyama1212

1年で100本の記事投稿をしているとのこと
何書けばいいかわからない人むけの発表でした

業務派生で考えるきのネタ

  • 詰まったこと
  • メンバーが困っていること
  • 深掘りしたいこと

上記の内容で記事を書くと、自分が同じ部分で困ったことや他の人が困った時に役立つ記事になるとのこと
社内で記事を共有すると強い領域の人からフィードバックがもらえることも!

感想

  • まず投稿頻度がレベチ
  • 自分はイベントごとの内容しか書いていないので、日頃のことを書こうと思った
  • 執筆活動は自分だけでなく、相手が助かることにもつながる!

6. Laravelのサービスコンテナを知ろう

発表者:たくみんさん X:@Ota_Rg_Blog

DI(Depending Injection):依存性注入
他のオブジェクトを使用する時に、自身の中ではく外から設定することで、よりスムーズなソース管理や処理の流れを再現するデザインパターンのこと

例)

  class MyClass
  {
    public $email;

    public function __construct() {
      $this->email = new Email();
    }

    public function run() {
      $this->email->send();
    }
  }
  $myClass = MyClass();
  $myClass->run();

発表資料より4

上記のようなクラスの場合、emailについてGmailを使用するとMyClassを修正する必要があり、柔軟性に欠ける
これを依存関係を切り離すことで、より柔軟で、単体テストがやりやすくなるとのこと

感想

  • クラスの柔軟性について考えてこなかったので、今回を機にクラス設計について詳しく考えていこうと思った
  • 紹介されていた書籍5を買ってみようと思った

7. Bloom FilterをJSで実装してみた

発表者:kii310さん X:@kii310_nyan

Bloom Filterとは
空間効率の良い確率的データ構造であり、あるデータが集合の要素である(集合に含まれている)かどうかの判定に使われる

データの有無の判定は、確実ではない
あると判断する偽陽性の性質がある
これによりDBの負荷を下げることができる

感想

  • まず自分を同い年の大学4年生の人が発表していることがすごい!
  • 確率的に判断する部分が興味深かった
  • 仕組みを理解するには、資料を見ながら実際に手を動かして確かめてみたい

8. 正しいプロファイリング

発表者:さん

「推測するな、計測せよ」
この言葉にあるように実際に観測された事実に則って話をしようとするお話。

感想

  • 推測をよくしてしまう自分にとってはためになった
  • ビジネスの場に立っているわけではないので、今回の話をイメージしながら働いて行きたい

9. ライブづくりの話

発表者:こばさん X:@ynstg

ライブの運営の段取りについての一部始終について
自費で30万くらいスモークなどの物品を買い込んでいるとのこと
ヤフオクには中古品が安く買えるらしい

感想

  • 行動力のお化けというくらい推進力がすごかった
  • 自費も削ってとてもじゃない覚悟を背負っていると感じた

懇親会&まとめ

先ほどのLT発表後、懇親会がありました。登壇者の方含め、参加者の方とお酒を飲みながら業務内容などの話をすることができました。先日開催されたPHPerKaigi2024の参加者の方も何人かいらっしゃり、PHPerのつながりを感じました。一つだけ悔やむとするならば、PHPerKaigi2024での名札を持っていき忘れたということです。改めてあのNFCタグは優秀だと思いました。

最後に、このイベントを運営してくださった方々に心から感謝申し上げます。この勉強会では、LTへの参加が身近に感じられ、自分も登壇してみたいという思いが湧きました。次回の開催がある場合には、積極的に参加したいと思っています。

  1. 春和の候!若手エンジニアふんわりLT Night!

  2. Google's Code Review Guidelines

  3. Google Style Guides

  4. 依存関係がある例

  5. なぜ依存を注入するのか DIの原理・原則とパターン

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