Rubyの小技 hash編

Rubyのhashの知ってたら少し得するかも、な小技を紹介します。

1, ハッシュの生成

基本は、こう

h = {a: 10, b: 20}

こんなのもできる

Hash(a: 10, b: 20)

こんなのもある　配列受けとる

Hash[:a, 10, :b, 20]

2, each_key, each_value

ハッシュのkeyだけを取得するために、Hash#keys
valueだけを取得するために、Hash#values
があります。

こんなことを昔の僕はこんなことをよくやっていました。

# hashのkey, valueのみをそれぞれ取得してeachでループさせる
h = {a: 10, b: 20, c: 30}
h.keys.each do |key|
  p key
end
#=> a
#=> b
#=> c

h.values.each do |value|
  p value
end
#=> 10
#=> 20
#=> 30

しかし、これを一回でできるメソッドがありました。
それが、each_keyとeach_value

h = {a: 10, b: 20, c: 30}
h.each_key do |key|
  p key
end
#=> a
#=> b
#=> c

h.each_value do |value|
  p value
end
#=> 10
#=> 20
#=> 30

3, invert

利用シーンがなかなかなさそうなinvert
こんなことができる

h = {a: 10, b: 20}
p h.invert

#=> {10 => :a, 20 => :b}

keyとvalueを反対にして返す。

4, values_at

引数のキーの値をまとめて取り出す。

h = {a: 10, b: 20, c: 30}
one, two = hash.values_at(:a, :b)

p one, two
#=> 10
#=> 20

こちらもどんどん見付け次第更新していきますー
こんなのあるぜっていう情報も、どんどんよろしくお願いしますmm