こんにちはGSです。
今回も前回同様にChatGPTを使用してみました。この作品も同様にSIGNATE投稿作品になりますのでもしよろしければ、twitterの方でRTやいいねをいただけたらと思います。
今日は議事録改善のテーマで書かせていただきます。
背景
企業において記事が増えすぎて社内ツールにて検索しようしても、キーワードがわからないとか、いつ書いたか覚えていないみたいな問題はないでしょうか。
今回はそういった問題をChatGPTならどういう解決をするのか聞いた上で、ChatGPTを実際に使って解決します。
しかしながら、ChatGPTの問題点として送信したテキストについてOpenAIの開発者に見られてしまったり、今後の学習データとして使われたりする可能性があります。そこで機密情報を送信できない課題があるのでそこに関しては注意してください。
そのため本コンペ課題のビジネスシーンとはかなり相性が悪いと考えていたのですが、面白いツイートを見つけたので共有させていただきます。
こちらがもし有効であればChatGPTのビジネスシーン利用が上がるかもしれません。
実践
なるほど。この場合ChatGPTを利用する場合は手順5ですね。
手順5:
1. AI技術や機械学習を活用して、社内Wikiの情報を自動的に整理・分類するシステムを開発する。
2. 社内メンバーが情報を追加・編集する際に、システムが自動的に関連するカテゴリやタグを推奨する機能を実装する。
3. 情報の取得が容易になるよう、推奨される情報や関連する情報を表示する機能を追加する。
この場合議事録を用意する必要があるのですが、以下のサイトの例文を参考にさせていただきました。
議事例:
会議議事録
2020.9.1 14:00~
出席者:田中、東元、若松部長、太田
議題:展示会出展の販促物について
内容:
田中「展示会では新製品を大きくアピールしたいです」
太田「スペースの都合上、販促バナーに掲載するのは2製品に絞る必要があります」
田中「では、A製品とB製品でいかがでしょうか」
若松部長「それで良いんじゃないかな。東元君、それで進めてくれ」
東元「かしこまりました。いつまでに作成すればよろしいでしょうか?」
若松部長「そうだな、9/8までにお願いするよ」
決定事項:販促バナーにはA製品とB製品を掲載することに決まりました。東元さんがラフデザインを作成することになりました。
まさにMTGとかこんな感じですね。そこで今回は社内wikiなどに記載する前にキーワード・タグを抽出し、そのキーワードを軸に文章を構築していくことを考えるので、この時点でキーワードが取れるのが最善策です。
そこで再度ChatGPTに投げます。
このキーワードをプロンプトに混ぜて議事録を改善します
最後に上記のサイトに書いてあった良い議事録の書き方と比較してみましょう
人手:
会議議事録
■作成日:2020年9月1日
■作成者:太田
■会議名:展示会出展の販促物に関する検討会議
■日時:2020年9月1日 10時00分~10時30分
■場所:B会議室
■参加者:若松部長、田中、東元、太田
■議題:展示会出展の販促物について
■議論内容
「展示会では新製品をアピールしたい」(田中)
「スペースの都合上、販促バナーの掲載枠は2製品分」(太田)
「A製品とB製品ではどうか」(田中)
■決定事項
・展示会の販促バナーにはA製品とB製品を掲載、若松部長承認済
・販促バナーのラフデザインを9/8(火)までに作成(担当:東元)
■次回会議について
9/9(水)ラフデザインの検討会議
ChatGPT:
タイトル: 展示会出展の販促物に関する会議
・ 日時: 2020.9.1 14:00~
・ 出席者: 田中、東元、若松部長、太田
・ 議題: 展示会出展の販促物について
・ 決定事項:
・ 販促バナーにA製品とB製品を掲載
・ 東元がラフデザインを作成
・期限: 9/8までに作成
会議では、展示会において新製品をアピールすることが重要とされました。スペースの都合上、販促バナーに掲載する製品は2つに絞られることになり、A製品とB製品が選ばれました。若松部長は東元にバナー作成を依頼し、9/8までにラフデザインを完成させるよう指示しました。
場所と次回会議日程が欠落していますね。
まだまだプロンプトの改善の余地があると考えられますが、かなり高精度だと思います。
感想
機密事項の制約がなければビジネスで色々活躍できるのになと思いますね。