読んだ本
概要
TypeScriptの入門として読みました。通称ブルーベリー本で有名ですが、評判に違わぬ分かりやすさで、安心して一通りの項目が学べました。
注意点として、出版が2022年のため少し古い情報が混じっています。そういった面では最近出版された『現場で使えるTypeScript 詳解実践ガイド』の方がおすすめかも知れません(未読)。
目次は下記になっています。
第1章 イントロダクション
第2章 基本的な文法・基本的な型
第3章 オブジェクトの基本とオブジェクトの型
第4章 TypeScriptの関数
第5章 TypeScriptのクラス
第6章 高度な型
第7章 TypeScriptのモジュールシステム
第8章 非同期処理
第9章 TypeScriptのコンパイラオプション
おすすめの人
- これからTypeScriptをやっていく初学者
- 手探りでTypeScriptを初めて少したった人
次に読むなら
TypeScriptはそれ自体で何かを提供できるわけではないため、これ自体が目的にはなり得ないはずです。
私はNest.jsの開発をするために読んだため、Node.jsの本を読む予定です。
感想
TypeScriptはあくまでも開発の補助で、後付であることが(改めてですが)重要な点だと認識しました。
下記抑えておきたい箇所メモ。
- numberはdouble型
-
===
を使う -
for in
はクセがあるので注意 - Temporal ... JavaScriptの日付を扱う標準API
-
"string".length
などは疑似オブジェクトに変換して実行される(関数はクラス外定義の方が言語的に得意) - booleanもユニオン型で表現される
- ユーティリティ型結構使うので覚えておく