読んだ本
感想
Azureのアプリケーションアーキテクチャガイドを参考に、クラウドアプリケーションで気を付けたい原則についで学べる本だった。Azureを触り始めたので良いきっかけだと思い読み始めたが、AWSやGCPなどIaaSを触っていれば読み始められる内容だった。自分はAWSの資格取得時にWell-architectedフレームワークを学んでいたので重複する内容が多く、復習になる点も多かった。
特に10章の「ビジネスニーズを忘れない」がとても重要で、ベストプラクティスを実務に反映するにあたり、調節の重要さを再認識した。また、付録にかかれていた「シフトレフト」という考え方は初耳で、今読んでいる他の本でも言及されていた。レフトとは開発工程で言う上流のことで、なるべく早いうちから検討し、問題が発生したときも工程を再度戻して対応しようという考え方だ。これは忘れないようにしたい。
おすすめの人
- AWSなどを業務で使用しているが、何となく触れている人
- クラウドを使用したアプリケーションの設計を任された人
次に読むなら
- それぞれのクラウドの資格取得など、具体的な構築方法に進む
- 「アーキテクトの教科書」などで他工程の設計について学ぶ