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【TIPS】Windows作業効率化テクニック【初心者向け】

Last updated at Posted at 2024-08-10

はじめに

私が仕事をする上でよく使うPC操作のコツをまとめました。

対象者

この記事は下記のような人を対象にしています。

  • 初めて仕事でPCを使い始めた若手社員 / 未経験者
  • Excel資料作成の便利機能を知りたい人
  • 仕事で一日中PCに向かっている人

前提

  • Windows 10 / 11
  • Excel

Windows

ショートカットキー

表記説明

+ ・・・一番左のキーを押したまま全キー同時に押す。
→ ・・・左から順番にキーを押す。

全般

  • クリップボード履歴から貼り付け
    キー: Win + V
    説明: コピーしたテキストや画像などの履歴一覧から貼り付けられます。連続コピペするときに、ウィンドウを行ったり来たりせずに済むのでおすすめです。

  • ウィンドウをディスプレイ間で移動
    キー: Win + Shift + { or }
    説明: ディスプレイ2枚以上使う環境ではウィンドウ整理も手間がかかります。メインディスプレイからサブディスプレイにショートカットキー1つで送れると捗りますね。

  • 右クリックメニュー表示
    キー: Shift + F10
    説明: キーボードから手を離さずに右クリックできます。

  • 画面キャプチャ
    キー: Win + Shift + S
    説明: 手順書作り、エビデンス取りでよく使います。

エクスプローラー

  • エクスプローラーを立ち上げ
    キー; Win + E
    説明: 他のアプリで作業している最中でも即エクスプローラーを立ち上げられます。デフォルトではホームが開きます。開くフォルダはエクスプローラーの「フォルダーオプション」から変更可能です。

  • 新しいフォルダを作成
    キー: Ctrl + Shift + N
    説明: マウス操作だと3ステップかかる作業をキーボード1ステップで。

  • 新しいウィンドウを開く
    キー: Ctrl + N
    説明: 今開いているフォルダは開いたまま、他のフォルダにもアクセスしたいときに。

  • 詳細メニュー表示
    キー: Shift + 右クリック
    説明: 通常の右クリックでは出て来ないメニューを使いたいときに。Windows11では、10以前のおなじみの右クリックメニューを1発表示できます。

  • ファイル名変更
    キー: F2
    説明: ファイル名編集状態でTabを押すと、続けて次のファイル名を編集できます。

設定

  • ウィンドウのタイトルバーに色をつける

    目的: 今アクティブなウィンドウをひと目でわかるようにします。
    OSのデフォルトでタイトルバーのアクセントカラーがOFFになったので、手動で設定しておきましょう。

    手順: スタートを右クリック → 設定 → 個人用設定 → 色 → 「タイトルバーとウィンドウの境界線にアクセントカラーを表示する」にチェック

  • IME設定で「半角スペース」のショートカットを削除

    目的: Excelのショートカットキーと競合していてExcel側が無効化されてしまっているので、有効化します。
    ExcelでShift + Spaceには「一行選択」が割り当てられていますが、これはぜひ使いたい機能なので。

    手順: タスクバーのIMEアイコンを右クリック → 設定 → キーとタッチのカスタマイズ → キーの割り当てを"ON"に変更, "Shift + Space"を"なし"に変更

Excel

ショートカットキー

  • 値で貼り付け
    キー1: Ctrl + Shift + V
    説明: Microsoft 365の2023年のアップデートでExcelに追加された機能です。お手元のExcelが対応しているならこちらがおすすめです。

    キー2: Ctrl + VCtrlV
    説明: Ctrl + Vで貼り付けをした後、さらにCtrlV順番に押すことで、既に貼り付けた書式付きセルを値貼り付けに変更できます。

    キー3: Ctrl + Alt + VVEnter
    説明: Ctrl + Alt + Vで形式を選択して貼り付けダイアログを開き、Vで値貼り付けにチェックを入れ、Enterで確定してダイアログを閉じます。


  • 1行選択
    キー: Shift + Space
    説明: 選択されたセルの横1行を全選択します。その状態でShift + を押すと、選択行を増やせます。

  • 1列選択
    キー: Ctrl + Space
    説明: 選択されたセルの縦1列を全選択します。その状態でShift + を押すと、選択列を増やせます。

  • 行・列の挿入
    キー: Ctrl + +
    説明: 選択された行の上、もしくは列の左に1行追加します。複数行を選択しているときは、選択している行の数だけ行を追加します。(列も同じ要領)
    ※テンキーが無いPCでは、Ctrl + Shift + ;で実行可能。

  • ウィンドウ枠の固定
    キー: AltWFF
    説明: 選択状態のセルを基準に、スクロールしても固定表示されるセル範囲を設定します。表をスクロールしてもタイトル行は常に表示したい時に使います。

    1つのセルを選択した状態では、そのセルより左と上のエリアを固定表示します。
    1行選択した状態では、その行より上のエリアをすべて固定表示します。
    1列選択した状態では、その列より左のエリアをすべて固定表示します。
    いずれも選択状態のセル自体は固定表示の対象外になります。
    

  • シート切り替え
    キー: Ctrl + { PageUp or PageDown }
    説明: 前のシート、次のシートへ移動します。

  • カーソルをA1に移動
    キー: Ctrl + Home
    説明: 人に見せる資料はA1にカーソルを置いて保存しています。

    資料が完成したら、最後のシートを開いた状態でシート切り替え( Ctrl + PageUp )とカーソルをA1に移動( Ctrl + Home )を交互に連打してパパッと済ませてしまいましょう。
    ※ウィンドウ枠の固定をしているとA1まで移動してくれないので注意

  • 名前をつけて保存
    キー:F12
    説明:最近のExcelの「名前をつけて保存」は中々思ったフォルダにたどり着けず使いづらいですね。F12なら一般的なファイル保存ダイアログを一発表示できます。

設定

  • 自動保存間隔を短く設定する

    目的: 作業中にExcelがクラッシュしたとき、できるだけ直近の編集状態に戻したいので設定を変更します。

    手順: ファイル→その他→オプション→保存→「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックを入れ、時間を3分ごとに設定。(保存間隔はお好みで)

作業心得

  • 共有ファイルを見るだけの時は、ダウンロードして開くか右クリックメニューから新規で開く癖をつけましょう

    みんなが使うファイルをうっかり上書きするリスク回避のため。

おわりに

以上、PC操作のTIPSをまとめました。
これらのテクニックで作業時間を短縮することで、その分頭を使う仕事や資料の質を高めることに時間を使えるようになります。
ぜひ日々の業務で活用してください。

参考記事

「Excel」で今度こそ書式なし貼り付けが[Ctrl]+[Shift]+[V]キーで利用可能に - 窓の杜

Excelでファンクションキーを使って3倍速い操作を実現! [F2][F4][F12]キーは覚えておいて損なし - 残業を減らす!Officeテクニック - 窓の杜

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