はじめに
通常のWindows操作では時間がかかることも、コマンドプロンプトを使えば一瞬でできたりします。
たまに使いたくなった時に毎回コマンドを探すのも手間なので、簡単なリファレンスとしてまとめておきます。
フォルダ構成だけコピー 【XCOPY】
中のファイルを除いてフォルダだけをコピー
xcopy /t /e コピー元フォルダ コピー先フォルダ
たとえば作業に使ったフォルダを次の作業でも雛形として使いたいとき。
エクスプローラーと違い、コマンドプロンプトではコピーの動作を細かく指定できます。
上記のような記法を使えば、ファイルはコピーせずフォルダ構成のみコピーするといった挙動を実現できます。
一括リネーム 【REN】
フォルダ内のすべてのファイルの拡張子をtxtに変更
ren * *.txt
システムから出力された拡張子がついていないファイルを規定の拡張子に変更しないといけないときなど。
ファイルを1つ1つ手でリネームしていくしかないシチュエーションで、ワイルドカードを使った一括リネームが役立ちます。
ファイル名一覧取得 【DIR /b】
ファイル一覧をクリップボードに出力
dir /b | clip
ファイル名一覧がクリップボードに入った状態になるので、テキストエディタやExcelに通常通り貼り付けて利用できます。
ファイル一覧をテキストファイルに出力
dir /b > fileList.txt
カレントフォルダ直下にfileList.txt(任意のファイル名)を作成し、その中にファイル名一覧を出力します。
おわりに
コマンドプロンプトを使った作業の効率化についてまとめてみました。
また新しいテクニックに触れたら随時追加していきます。