LoginSignup
1
2

More than 3 years have passed since last update.

Sony PlayStation2 Linux PS2Linux

Last updated at Posted at 2019-02-13
1 / 2

このPageは何度も訂正を加えてあります。なるべく訂正は行いたくないのですが、訂正をしてしまい、申し訳ありません。
参考になればよいのですが、個体差による差異も分からず、情報をすでにあるPS2Linux関連記事を参考に使用をしていたユーザです。。

Sony PlayStation2 Linux (Sony PS2Linux Kit/SCPH-10270 K)
SonyのPlayStation2用のLinuxですが、古いです。
私のPS2LinuxはSCPH-10270Kではなく単体を集めて購入したモノです。
したがってVGAのケーブルのみ入手できていませんが機能は充分に機能しています。
2020/06月現在、好意でVGAケーブルも譲り受けました。。
  
ここでは
インストールにも運用にも苦しく長い時間を費やしたPS2Linuxを最初の投稿にさせていただきました。
このpageは現存する [参考サイト]
"Vector様/"PS2Linuxをいじる"
"PS2LinuxEntertainment"(設定例 patchの編集例 等がありましたがアクセスできなくなりました)
FireFox推奨/"PS2Linuxのpage"achurch.org/ps2
[同人誌]
コミックマーケット"マイナーOSマニアックス"Version.2.0
コミックマーケット"マイナーOSマニアックス"Version.3.0
その他Linux関連の情報をかなりの部分で参考にさせていただいています。
実際に動作の確認をした範囲の説明を、させていただきますが自分で考案した情報ではありませんので利用に際しましては注意をして下さい。
特にPlayStation2のGAMEで使用する感覚で電源を長押しして切る方法は最悪の場合のみにして下さい。
緊急時は他のマシンからloginして$ sudo shutdown -h now等で電源を切る方式にしてください。
物凄くデリケート(使用したLinuxの中でもこれだけはクラッシュして動かなくなる = 再クリーンインストール)でした。。
当方の理想的な復旧(使用可能状態)に戻すのには約10時間かかります。
レスキュー起動での復元等も可能だとおもうのですが諦めて一度hddを初期化させています。
B.B.Navigatorのインストールから始めていきますが、これが現在の自分の限界かとも思います。
(補足)
PS2Linux release1.0(正式版)は、より高度な技術で共存をさせなければなりません。。

ここでは
sudoコマンド で記載させて頂きますが実際にはroot(管理者)権限で行っております。
root(管理者)権限でloginしているので、/etc/*の編集ミス等の不具合がおきてしまっても自業自得で仕方はありません。
取扱説明書にはrootでloginしろと書かれているのは確かです。

SonyComputerEntertainmentInc. (SCEI) 公式のディストリビューションです。
RedHat系のKondara MNU/Linuxというディストリビューションがbaseになっているようです。
MNUは (むにゅう) と読みます。これはGNU/LinuxのGNU (GNU's Not UNIX!)等と同じく再帰的頭文字です。
意味は "Mount is Not Umount" = MNU/Linuxのようです。

Sony PlayStation2(SCPH-30000系)のEXPANSION BAYの内蔵型hddでも可能です。
初期型PS2でしか起動(インストール)が、出来ないとの発表もありましたが初期型PS2にこだわる必要はありませんでした。
初期型のSCPH-10000系は使った事がありません。
Hddを外付けにするタイプですが、SCPH-10000系でなくても可能です。
Sony純正の40GBのHdd(ide)を接続してhddにLinux-Kernel=2.2.1をインストールします。
[PS2Linux Kit内容]
1.Hdd-40GB/SONY (品番SCPH-20401ですがSCPH-20401を3種類確認しています)SONYの純正品でないとINSTALLはできません。
2.NetworkAdaptor HddやLAN接続に使います(SCPH-10350)SONYの純正のみ動作確認をしています。
これもサードパーティーから数種見た事がありますが純正のSCPH-10350しか使用していません。
SCPH-10350/SCPH-10250(NetWorkAdaptor)を数個持っておりインストール時の物と製造番号が異なればカーネルパニックになります(流用はできません)
また異種同物のSCPH-10250は使用した事がありません。
これ(SCPH-10250)を使いますと個体によるのかうまくいきませんでした。
それどころか悪くなりSCPH-10250を使わなくてはHddを認識できず、今まで稼働が出来ていたSCPH-10350が機能しなくなりました。。
SCPH-10250には注意してください(外観では違いは分からないと思います)。。
3.DVD-ROM/BootLoader & INSTALLER(PS2 Linux Beta Release1)PBPX-955.01
4.USB-Keyboard 他社の物でも可能です
5.USB-Mouse 他社の物でも可能です
6.Sync-on-green Display対応 VGA-Cable ( Sync-On-Green Displayが無くても NTSC = 普通のテレビにも出力が可能です)

[PS2Linux Kit以外の必需品]
7.PS2のGAME用Controller (DUAL-SHOCK2)PS2Linuxの特殊な起動に使います。SONY純正のみ確認しています。
8.PS2専用8MB MemoryCard x2枚以上推奨 (MagicGate)Kernelや設定Fileを格納します。他社でも可能です(ただしSONY社の技術"MAGIC GATE"は公式の物)
ライセンス品 = HORI,KOTOBUKI-SYSTEM,FUJI-WORKはSONYと同じ動作でしたが、それ以外(中華製の大容量の物)は一部で誤動作しました。

以上のハードウェアが必要です。

さてPS2Linux専用のDVDが2種類あります。

Type-A.先発/ベータ版/ "PS2Linux | Beta Release1" (GAMEとの共存が可能)PBPX-955.01
Type-B.後発/正式版/ "Linux | (for PlayStation2)" (PS2Linux専用)LDTL-00001(SCPS-17501~2)
の2種類です。

両方を試しましたが
ここではGame(B.B.Navigator)との同居が可能な "PS2Linux | Beta Release1" 通称ベータ版を扱います。

[差分]
インストールにはベータ版DVDを、起動(DVDとPS2専用MemoryCardが必要)には正式版DVDを使います。(理由があります)
理由1/ベータ版のDVDでは起動時にSound関係(aumix)がFailedになってしまいます。
理由2/ベータ版のDVDではアップグレードをしたLinux-2.4.17のカーネルが起動できません。

したがってベータ版はインストール時のみの使用になります。
インストールが終わった以降は正式版のDVDで起動をして下さい。

"Linux (for PlayStation2)" (正式版)をインストールすると特殊な方法で共存させなければ通常は40GBのHDDをPS2Linux専用にしか使えません。
この共存方法無しの普通の状態で正式版に"FreeHDLoader"等でGAMEをインストールするとHDDは初期化されてしまいます。

【興味あるプロジェクト】
試しておりませんが
正式版(Version.1.0)には
eCos RedBoot.elfとゆうPlayStation2でtftpbootを使いNetBSDを起動させる試みがあります。
GentooLinux(未確認)のVersion 1.4のインストールが可能なようです。

Beta版(正確にはVersion.0.9)には
Debian系 "Blackrhino GNU/Linux release 1.0"のインストールが可能なようです。

Sony/PS2Linux用のプロジェクトですので興味のある方は検索をしてみて下さいませ。
【現状】
現在ではSCEI/PS2LinuxKit (SCPH-10270K)無しでもPlayStation2のUSB-MemoryからLinux(X-WindowSystemも可能)が起動します。
こちらはSony PS2Linuxではありませんが入手方法が不安な特殊なDVD-ROMは不要です。
どなたでも導入や運用は可能ではありますが公式でもそうですが現在、保守は行われておりません。
"ps2linux live"
"KernelLoaderProject"といいます。

【重要】
後述します(特殊な起動の為)SONYの"B.B.Navigator"と"PS2Linux Beta Release1"は同じHDDに共存(DualBoot?)させておきます。
方法は"B.B.Navigator"を先にインストールしておいて、そこ(同じHDD)に後からPS2Linuxをインストールします。

[INSTALLについて]
必ず最初はselect+R1を押しながら起動をさせます ( NTSCのTVに出力の変更をする為です )
PS2にDVD(インストーラー)を入れるだけですが。
KeyBoardの設定/jp106
言語の設定/English
partitionの設定ですがps2のpartitionは128の倍数でなければならずswapは128MB固定しかダメなようです。

hda1 = / が 4096MB
hda2 = /home が 512MB
hda3 = swap が 128MB
このような設定にしました。

新しくPS2Linuxをインストールをされる場合( "/" と他のパーティションを分ける場合)は"/home"(hda2)の容量は適当(お好み)にして下さい。。

hostname 設定
root password 設定
user add passwd ユーザーの追加とパスワード設定
本名の登録
確認

後はインストーラーに従い1時間くらいでFULL Installは可能でした。
ちなみに正式版は2枚のDVD-ROMを入れ替えながらのFULL-Installになります。
Installが終わると最後に起動用のMemoryCardが作成されて再起動を促されます。
この時左側のMemoryCardがPS2Linux用に初期化されるので初期化されてもよい物を使って下さい。
このMemoryCard(起動用)は予備に取っておきます。
無いと起動ができないので特別に注意をして下さい。

残念ながらPlayStation2のGAMEでの描写 = 映像のイメージ(X-Window)は生きていません。

PS2LinuxのDVDには日本語と英語のPDF形式のファイルが付属しています。
これらはWindowsで見る事も可能です。。
具体的にはEE(CPU)GS(GPU)等のPS2のハードウェアの詳細な説明とサンプルのプログラムが一部添付されています。

1.PDF/sampleのprogramが一部
2.PDF.jp/PlayStation2のHardWare構成 EmortionEngine(CPU) GraphicsSynthesizer(GPU)等です。
これらを読んでみると
どうやらPS2LinuxはGAMEの作成の為に開発されていたようです。
しかしLinuxマシンとして使えば、CUIでは、快速で普通のLinuxです。

全てをインストールしてから、後でrpmでpackageをアップグレードしても
HDDの使用量は大体2.3GBほどになります。
[INSTALL設定]
"/" 4096MB
"/home" 512MB
"swap" 128MB
で、作成しましたが...
実際には
$df
/dev/hda1 "/" 7998460
/dev/hda2 "/home" 507579
このくらいになりました。

アップグレードには
$ sudo mount -t udf /dev/cdrom /mnt/cdrom
$ sudo -s
# cd /mnt/cdrom/SCEI/RPMS
へ移動して
# rpm -iUvh package-name.mipsel.rpm
とタイプしてアップグレードをしています。

【実用に関して注意事項】
PS2は300mHzのmips/R5900とゆうPS2の為に特別に生産されたCPUになります。
普通のmipsアーキテクチャではありません。
CD/DVDのDriveはPS2Linux,B.B.NavigatorのDISCしかマウントできません。
PS2本体のメモリは32MBです。
どなたがやってもインストーラで128MBで作成をした筈ですが640MBのswap領域内で動いているようですがswapを使用しない場合は分かりません。

【初回起動】
ベータ版のインストール完了時に作成されたMemoryCard(Slot.1)で起動をさせます。
以後の起動には他のページよりダウンロードしたNTSCモニターに対応したMemoryCardImage [参考サイト/PS2LinuxのPage]を、使い起動をさせます(導入方法は後述します)
こちらの方がCUIの画面(文字)が見やすい為です。

【重要】
起動時のMemoryCardは左側のSlot=1しか認識しません(正確にはmc00)
そしてDVDを入れて"SELECT+R1"を押しながら起動をさせてNTSCのモニターに出力が可能にします。
この作業は最初の一度だけ済ませれば以後は自動的にNTSC方式になります。

起動からですが
rootでのloginが推奨されています。

起動後には右側のMemoryCardSlot(mc10)も使用が可能になります。
PS2Linux用に使用が出来るように以下のコマンドを投入します。
PS2Linux 正式版のDisc.2を入れてPS2のSlot.2(右側mc10)にMemoryCardを刺して

$ sudo /sbin/mkbootmc --device /dev/ps2mc10
で起動用MemoryCardの作成ができます。

今度(以下)はDVDは関係ありません。PS2専用MemoryCard(右側mc10)の初期化コマンドです。
$ sudo /usr/sbin/mcformat -h /dev/ps2mc10

理由があり左側を初期化するなら/dev/ps2mc00とします。
しかし左側(mc00)は起動に非常に大切な記憶装置なので初期化したら、直ぐに起動用のファイルを格納してください。

この初期化の作業でMemoryCard.2(右側mc10)のトップディレクトリーに仮想ルート(BWLINUX)が作成されPS2Linuxで使用が可能になります。
仮想ルートのBWLINUXとゆうディレクトリーは特殊なソフトウェアでしか見る事が出来ません。
特殊なソフトウェアはKernelLoader.ELF等のPS2Linux Boot on USB-Memoryで使用するFreeMcBootとゆう物になりますが、ここではSony PS2Linuxの紹介なので、詳しく書きません。
興味のある方は
"KernelLoader"
"FreeMcBoot"
を検索してください。
普通のPS2専用のMemoryCardは最初にこの作業をしないとPS2Linuxで使用出来ませんので注意して下さい
BWLINUXとゆうMemoryCardのrootが必要です。

【参考サイト】
Vector様 "PS2Linuxをいじる" より辿ってまいります
FireFox(日本語なので推奨)
[PS2LinuxのPage]からwgetコマンドでdownloadしたMemoryCard-Image
数種ありますが、私は
 "ps2linux-boot-ntsc.tar.gz" にしました。
【使用法】
$ cd /var/tmp どこでもいいけれど...
$ sudo wget ps2linuxのpageのURLのps2linux-boot-ntsc.tar.gzを右クリック wgetコマンドでダウンロード
$ sudo mount -t ps2mcfs /dev/ps2mc00 /mnt/mc00
$ sudo rm -rf /mnt/mc00
ここでMemoryCard(mc00)の中身を全て削除しているので電源を切ると再インストール以外に起動方法がなくなります。
(念の為MemoryCardは複数用意 上 = /sbin/mkbootmc --device /dev/ps2mc10 で作成したmc10等を用意して下さい)
削除後に
$ sudo -s  root(管理者)になる。
# cd /mnt/mc00 root(管理者)しか/mnt/mc00/には移動ができません。
/mnt/mc00ディレクトリーで
# tar zxvf /var/tmp/ps2linux-boot-ntsc.tar.gz ダウンロードしたファイルを/mnt/mc00に展開します。

[展開した内容=mc00]
p2lboot.cnf 詳細-ps2linux-boot.config
p2lboot.opt 詳細-ps2linux-boot.option/setcrtmode
vmlinux 詳細-kernel-Linux-2.2.1
initfs.gz 詳細-HDD-Lessで起動するinitRD.gz
icon.sys 詳細-ps2固有のアイコン設定file
penguin.ico 詳細-ps2固有のアイコン(Linuxのペンギンマスコット(タックス)

[Original/p2lboot.cnfの内容]このままだとSingleUserModeとEmergencyModeが使えないので(optionをカンマで区切るのがNGのようです。crtmode=ntsc1のみが有効になりSingle Emergencyを選んでもランレベルは3で起動します。)
1."Memory Card" vmlinux "" 203 /dev/hda1 crtmode=ntsc1 Linux on MemoryCard(PS2)
2."Single" vmlinux "" 203 /dev/hda1 crtmode=ntsc1,single Single User Mode
3."Emergency" vmlinux "" 203 /dev/hda1 crtmode=ntsc1,emergency Emergency Mode
4."Initrd" vmlinux initfs.gz 203 /dev/ram0 crtmode=ntsc1 Linux with initrd

[修正file/p2lboot.cnf]正しく編集しました(crtmode=ntsc1 single等の箇所のoptionを""で囲む)
1."Linux on MC" vmlinux "" 203 /dev/hda1 "crtmode=ntsc1" Linux on MemoryCard(PS2)
2."Single" vmlinux "" 203 /dev/hda1 "crtmode=ntsc1 single" PS2 Linux in Single User Mode
3."Emergency" vmlinux "" 203 /dev/hda1 "crtmode=ntsc1 emergency" PS2 Linux in Recovery Mode
4."Initrd" vmlinux initfs.gz 203 /dev/ram0 "crtmode=ntsc1" PS2 Linux with Bootstrapping initrd

これで正しく起動時にSingleUserModeとEmergencyModeが選べて使えるようになります。
末尾と設定はPS2LinuxCommunityのxrhinoの発表を再現しました。
末尾のコメント(Linux on MemoryCard(PS2)等の箇所は任意でかまいません。
全く同じにする必要はありません。
しかし"crtmode=ntsc1 single" "crtmode=ntsc1 emergency" の箇所は同じにして下さい。

[file/p2lboot.optの内容]
timeout=
display=ntsc
prevent=Memory Card%mc0:/BWLINUX/vmlinux%

このMemoryCard(ps2linux-boot-ntsc.tar.gz)で起動(文字の表示形式が変わる筈です)して"RunTimeEnvironment Beta release"なる画面(PCのBIOSで起動順位選択のようなProgramです)で
1~4までの起動項目を選べますので
"Memory Card"を選んで起動します。

起動時にはDVDを読み込みMemoryCard内のKernelを読み込みながら
RedHat系のbootシーケンスが始まり立ち上がり
[Console]
PS2 Linux release 1.0beta
Kernel 2.2.1 on a mips

Hostname login:

となります。

後はrootでloginした方が便利なのですが$ sudoとしています。
実際にはrootでloginしています。

[PlayStation2Linux Comunity]等から新しいKernel(PS2対応)をWindowsからPS2Linuxにloginしてwgetコマンドでダウンロードして構築します。

【超重要】--------
PS2Linux Beta版のカーネル(Kernel 2.2.1 mips)をアップグレードする前に必ずkernel-source-2.2.2Xのカーネルをビルドする事!。。
これ(kernel関係)をしないと2.2.1のカーネルでMemoryCardのマウントが出来なくなりSONY PS2Linuxオリジナル(2.2.1)のカーネルさえ不具合が発生します。
MemoryCardのマウントが出来ない状態(なってみて分かりますがPS2Linuxを再インストールしなければならない程の不具合です)
Kernel 2.2.1のMemoryCardのみ使用が可能でMemoryCardのマウントが不可能な状態になってしまい
2.2.21 & 2.2.26 & 2.4.17の使用が不可能になります。
例えばNetWorkから他のカーネルのソースをwgetコマンドでダウンロードしてビルドしても起動に関するアップデートの適用が不可能
MemoryCardがマウント出来ないと他のカーネルの利用が出来ないのです。
新しいカーネルはコンパイルしてビルドしてbootに存在はできますが起動時に新しいカーネルイメージが使えない
PS2LinuxOriginalの2.2.1ではakmemが使えないのです。
必ずインストール直後の起動時にでも行いたい設定のakmem_ps2.tar.gz(bootloader = AnotherKernelBoot)の使用が可能な2.2.2X系 2.4.17のコンパイルをしてMemoryCardのマウントが可能にしてください。

【PS2対応のKernel】
linux-2.2.1-xr4.tar.gz /MemoryCardのマウントは不可能/FileSystem ext3が使用可能
kernel-source-2.2.21-pre1-xr7.tar.gz
kernel-source-2.2.26-xr1.tar.gz
linux-2.4.17_ps2.tar.bz2はPCのブラウザでkernelloaderで[検索] kernelloader3.0.tgzに入っています。
位の数少ないPS2Linux用のカーネルを集めてゆき

"uname -r"tar.gzを/var/tmp/に展開します。"uname -r"はカーネルのバージョンです。
(使用例)$ uname -srm [enter]
Linux 2.2.1 mips

$ cd /var/tmp
$ sudo tar zxvf "uname -r".tar.gz 新しいカーネルを展開します。

rootになる
$ su
password=xxxxxxxxxxxx rootのpasswordを入力
ここで$が#にかわります。
[user@Hostname dir] $から
[root@Hostname dir] #にかわります。
色は白いままですので注意してください。

$ sudo -s
password=xxxxxxxxxxxx この場合はuserのpasswordを入力
ここで$が#にかわります。
[root@Hostname dir] #

[カーネルの構築]
【注意】originalの "2.2.1_ps2" ですが正式版Disc.2を使ってrpmでアップグレードした時に、このkernelも正式版になってしまいます。
正式版のカーネルはベータ版では起動出来ずカーネルパニックになります。
その後はinstall時に作成された起動用のMemoryCardに入ったカーネルか予めゲームと共存できる様にコンパイルされたカーネル(FireFox/PS2Linux pageにあります)からしか起動が出来なくなります。
原因は分かりませんが、起動出来ている方がおられますので自分はどこかを間違えているのかもわかりません。
【対策】
これは試せていないのですが、他のマシン(NFS-server)に正式版のpackage(660個)からkernel(4個)だけを削除して用意をしてNetwork経由でPS2LinuxにNFS-mountをして
$ sudo rpm -Uvh *.rpm
としてpackageをUpdateするとか

rpmで【kernelだけをアップグレードしない】とか
アップグレードの前に
【/boot/vmlinux-2.2.1_ps2】の名前を(/boot/vmlinux-2.2.1_ps2.org等)変えるとか
【/lib/modules/2.2.1_ps2】 を上書きされないように構築前に
$ sudo mv 2.2.1_ps2 2.2.1_ps2.org とかで退避させてください【注意してください】

私はベータ版のDVDからカーネルのソースを再インストールしました。

その他Beta版のカーネルにはpatchをあてないとビルド(構築)出来ません。
patchは[サイト/PS2Linuxをいじる]にbblinux.diff.gzとゆうのが数種あります。
現在はPS2Linux用のpatch(bblinux.diff.gz)はここにしかありません。
これをダウンロードして
$ sudo mv bblinux.diff.gz /usr/src 移動させます。
$ cd /usr/src
$ sudo gzip -d bblinux.diff.gz で解凍します。
$ cd /var/tmp
$ sudo mv "uname -r" /usr/src /var/tmpにある先ほど(上で)展開したカーネルを移動
$ cd /usr/src
$ sudo mv linux linux.org オリジナルのシンボリックリンクの退避
$ sudo ln -s "uname -r" linux 構築するカーネルにシンボリックリンクを張る

$ cd /usr/src/linux カーネルのディレクトリに移動
$ sudo patch -p0 < /usr/src/patchname 解凍した上記のパッチ(bblinux.diff)をあてる(patchnameと記入した場所には任意のpatch(bblinux.diffが4種類あります)を入力)
【注意】さらに後からカーネルをもう一度再構築する時にはパッチはもう適用されているので、必要ありません。
何度もパッチを適用するとリバースパッチになるので最初のカーネル構築時に適切なパッチ(bblinuxX.diff)を1回だけあててください。
(カーネル毎に必要になります)

[構築]
$ sudo cp -p config-xrhino .config デフォルトの.configにして
$ sudo make menuconfig
ここでbuildするkernelのoptionを好きにいじる (これが味わい深い経験になります)
exitすると設定を保存するか聞かれるので"yes"を選びます。
$ sudo -s
# make dep; make clean; make
時間がかかります(40~60min位)
# make modules; make modules_install
これも時間がかかります(30min位)

エラーもなくmoduleのinstallが終わったら、起動に必要なPS2専用のMemoryCardをマウントします。
$ sudo mount -t ps2mcfs /dev/ps2mc00 /mnt/mc00

そしてbootディレクトリに新しくBuildしたkernel(vmlinux)をCopyします。
それと起動に必要なmc00に圧縮したKernelImage(vmlinux.gz)をコピーします。

$ sudo cp -p vmlinux /boot/vmlinux-"uname -r"
$ sudo -s
# gzip -c9 vmlinux > /mnt/mc00/vmlinux-"uname -r".gz
# vi /mnt/mc00/p2lboot.cnf

[file/p2lboot.cnf編集内容]
"Linux-x.x.yy" vmlinux-x.x.yy.gz "" 203 /dev/hda1 "crtmode=ntsc1"          Linux-x.x.yy on MemoryCard(PS2)
新しいカーネル(Linux-x.x.yy)を圧縮して(vmlinux-x.x.yy.gz)を/dev/hda1でcrtmode=ntsc1とゆうオプションで起動するようになります。
行頭のLinux-x.x.yyと末尾は説明枠なので分かれば任意でかまいません。

とにかく編集して追加する。
vi editorで編集をしてwq!として、保存して抜けます。

$ sudo reboot 再起動

この後PS2のRunTimeEnvironmentで新しくBuildしたkernelを選んで再起動すると
RedHatやCentOSのように

boot画面に Welcome to PS2(黄色01;33) Linux
と表示されます。

以下はbootが完了したConsole画面です。

PS2 Linux release 1.0beta
Kernel 2.2.21-pre1-xr7 on a mips (新しくしたkernel)

Hostname login: hoge
password: xxxxxxxxxxxxxxxx
last login: 曜日 月 日 時間 from tty1(TeleTypeWritter1)とかLoginしたHost(pts/0)
[hoge@Hostname hoge] $

となり始まります。

[初期設定]
インストール後の最初の設定で$ sudo vi /etc/inetd.confとゆうファイルをftp telnet を有効にする為にコメントアウト(行頭の#をはずす)。
ftp
telnet
でftpとtelnetを有効にして

$ sudo /etc/rc.d/init.d/inetd restart
する。

以後は

Windows TeraTermなどから
PS2 "ipaddress" telnet
例えば任意のアドレス192.168.1.10 port=23
などでlogin

Linuxからは
$ telnet "ipaddress" 23 [enter]
でloginします。

PS2Linuxの起動にはPCのBIOSのような画面
"RunTimeEnvironment"という画面から任意でkernelや設定(p2lboot.cnf)を選んで起動をします。
この時にDVDとkernelなどの入ったmc00が無いと起動できません。

これは少し調べればヒットします(最初に述べました)が
SONYのPS2用のCD-ROM(B.B.Navigator)の起動に関する項目の変更の為にDualBoot化させてあるB.B.Navigatorのpartitionをmountが可能にします。
その前にB.B.Navigatorのpartitionである/dev/hda11のマウントの為の細工が必要です。
しかし、これは自分には理解できておりませんので実行に、さいしましては注意してください。
$ cd /dev
$ sudo vi +593 MAKEDEV   593行目くらいの for part in 1 2 … 8 # 9 … にある # を消す
$ sudo -s
# ./MAKEDEV hda

その後に/dev/hda11とゆうB.B.Navigatorのpartition(Reiserfsです)をマウントします。
$ sudo mkdir /mnt/bbn
$ sudo mount -t reiserfs /dev/hda11 /mnt/bbn
$ sudo vi /mnt/bbn/etc/rc.d/rc.sysinitの編集
具体的にはSONYのB.B.Navigatorの起動スクリプト(rc.sysinit)を改造をすればHDDだけで起動が可能なようです(SONYのB.B.Navigatorの起動時に特別な方法(PS2のGAME用Controllerを使います)でHddからPS2Linuxが起動するコード(ここでは触れません)を埋め込む事でDVD-Disc無しの起動が可能にする)
自分の場合は画面が停止してtelnetで他のマシンからloginが出来る状態でしたが、現在はhddだけで起動が可能になりました。

その場合(DVD-Less-boot)にはOptionを加えたカーネルも準備しなければなりません。
かなり古いので紹介は控えさせていただきます。
興味のある方は
【参考サイト = PS2Linuxをいじる】で紹介をされておられます。

[akmem_ps2]
PS2LinuxはHardWare(GAME機)の関係なのか別途bootloaderをDownload&INSTALLして特殊な方法(akmem_ps2)を使った再起動しか出来ません。

$ sudo wget Vector様ps2linuxをいじるのURL/akmem_ps2.tar.gz
$ sudo mv akmem_ps2.tar.gz /usr/src
$ cd /usr/src
$ sudo tar zxvf akmem_ps2.tar.gz
$ cd akmem_ps2
$ sudo -s
# make; make mknod; make install これでakloadとゆうcommandが作成されます。
$ sudo cp akload /sbin/akload
再起動の方法
$ sudo /sbin/akload -r /boot/vmlinux-2.4.17
とすれば現在のカーネルがshutdownして即/boot/vmlinux-2.4.17が立ち上がり再起動が可能とゆうbootloaderです。

ダウンロードしたbootloaderが無くては
再起動コマンドの実行後 ---> PS2本体のリセットボタンを押して再起動 ---> "RunTimeEnvironment"とゆう起動画面が立ち上がります。---> そこからkernelを選択してkeyboardのEnterを押して起動しなければなりません。
こんな事情でリモートからの再起動が出来なかったので"akmem_ps2.tar.gz"は必須です。

PS2LinuxをHddから起動して、その再起動を試みると再起動ができず画面が停止したので、電源を長押しして切らなければ駄目になってしまいました。
DVD-ROM無しの起動方法は怖くてあまり試していません。
電源を長押しして強制終了しているので次回の起動時にfilesystemをmountする為にHdd(hda1)のチェックが始まります。
それとConsoleへの表示(Font)が乱れるので、あまりお勧めは出来ません。
【後日】新しくDVD-lessのカーネルを構築しましたがカーネル構築時のoptionが駄目なのかDVD-Lessで起動をさせるとClockがB.B.Navigatorの時間(2001年)になる事が分かりました。
正式な構築をしたカーネルではPS2本体のシステム設定に合わせた表示に戻りますがloginするとLastLoginが2001年00:00と表示になる程度です。

やはりPS2Linuxの正式な起動にはPS2のDVD-Discの読み込みと起動用のPS2専用MemoryCardに入ったKernelからしか出来ないので
読み込みレンズの生きた本体が必要になり数台をジャンクにしてきました。

インストールにもレンズが読めない本体では不可能ですし、起動にもレンズが読める本体が必要です。

1度だけ、B.B.Navigatorから起動すればサーバなら常時稼働もできたのですが。

やはり正式な起動をして
Xの起動は Kondara MNU/Linux由来のコマンド
$ sdr で起動するWindowManager ( kde,gnome 等)を選んで
$ startx -- -screen 0 NTSC
というコマンド(option)を使います。

普通に使っていても
X Window Systemはいとも簡単に使えなくなります。
理由はX Font Server(xfs)のdaemonがshutdown時にFailedになる為です。
何故Failedになるのか原因は分かりません。
この対応は別に作成しました
"RedHat系PS2Linux XFSが機能しなくなった" を読んで下さい。
この後は正式版Linux for PlayStation2(DVD x2枚組)のpackageが入ったDISCをマウントしてrpmでpackageを更新します。
初めてのLinuxというかUnix系がこれなので、勉強になりました。

他のLinuxも使いますがPlayStation2だからといって特別なLinuxではありません。
沢山のLinuxを使用した経験はなくSONY社のPlayStation2の魅力をモチベーションにLinuxを学んでいるユ-ザ-です。
Kernelもディストリビューションも古いので現在のようなコマンドを持っていない事もあります。
今では時々、動かせている程度なのですが.....。
まだまだPS2LinuxにもSONY社のPlayStation2にも分からない事ばかりです。
このマシンの事をよく理解できないままで他のマシンを探す心にもなっています。
何かPS2Linuxに関する情報をお持ちでしたら、どのような情報でもかまいません、教えていただければ嬉しいです。。
SONY社のPLAYSTATION3にもLinuxがありましたが事情によって公式な稼働は不可能になりました。
インストーラーだけは持っているのですが80GBまで使える初期型のPS3本体(SONY/PLAYSTATION3の社長がnetで話してくださったCELL.B.E)は探してはいますが見つかる事はないだろうと思っています。
非公式ならPLAYSTATION3のどんな型番でも稼働は可能だと思いますが。
あまり有難くないPS3Exploit(脆弱性)とゆう方法で動かせるようです。。

1
2
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
2