Windows10IoTCore上でNode-Redを動かしてみます。
次のブログを参考にしました。
・Connecting Raspberry Pi with Windows IoT Core as a Device to Watson IoT using Node-RED
javascriptエンジンはMS製ChakraCoreを使います。
#ダウンロード&インストール
・ChakraCoreの最新版(win-arm.zip)をここからダウンロードして解凍しておきます。
・npmをここからダウンロードして解凍します。(最新版をダウンロードしても使えないようです。)
・解凍してできた「npm-master」をそのままIoTCoreのCドライブへコピーしてから、フォルダ名を「node」に変更します。(変更するのは別の名前でも構いません。)
・解凍したChakraCoreフォルダ内の「node.exe」と「chakracore.dll」をnodeフォルダへコピーします。
これで node.exe cli.js install <your package name> と入力することでパッケージのインストールができるようになりました。
続いてNode-Redのインストールを行います。
・PowershellかSSHでIoTCoreにアクセスします。
・nodeフォルダに移動します。
・「node.exe cli.js install node-red」と入力してコマンドを実行します。
・「netsh advfirewall firewall add rule name="Node.js" dir=in action=allow program="C:\node\node.exe" enable=yes」と
入力しFirewallの設定を行います。
・「node-red」と入力して起動します。
・ブラウザで「http://{IoTCoreのアドレス}:1880/」にアクセスしてエディタが表示されればインストールは完了です。
#現状
ラズパイのGPIOへのアクセスはできない(ノードがありません。python RPi.GPIOをインストール出来たら使えるのかな)ようです。
ゲートウェイ的な使い方しかできないかもしれません。Raspbianに含まれているNode-Redよりは動作は軽そうなのですが・・・・
何かいい使い道はないでしょうか?
現在Windows IoT Core公式サイトではnode.jsに関するドキュメント及びサンプルコードなどがなくなっています。
node.jsのサポートはなくなったのかな。