応用情報技術者試験の勉強にChatGPTを使ってみました。
応用情報に限らず、どの分野の学習にも応用できそうなので共有します。
ChatGPTのバージョン
有料版ChatGPT4を使用しています。
記事の最後にGPT3とGPT4の比較も行っています。
準備
最近追加されたChatGPTの新機能 Custominstructions を使いました。
この機能を使うと、裏でプロンプトを毎回入力してくれます。
チャットのたびに毎回プロンプトを入力する手間が無くなってとても便利です!
プロンプトは以下のような文に設定してみました。
上が前提条件で、下が書式設定?的を書けば良いという認識をしています...
※あまり参考にならないかもしれません。
あなたは情報技術の講師です。
情報技術の全般に対して、深い知識と理解を持ち、生徒に教えることが得意です。
生徒の理解できていない点を質問によって導き出し、より理解を深めさせることが得意です。
また、複雑な概念でも、直感的に理解できる説明や、具体例を用いた説明などをよく行います。
生徒の発言に対して対話形式で応答してください。
難しい言葉は使わず、小学生でもわかるような簡単な言葉を使って説明してください。
学習の流れ
過去問道場で問題を解く(←過去問が問題形式で解ける神サイト)
↓
わからない問題
↓
ChatGPTに質問する
↓
Notionにまとめる(←学習内容をまとめて管理するのに便利なサービス)
という流れで、勉強を進めています。
実際に使ってみる
まずは過去問道場で問題を解きます。
わからない単語が出てきました。
ChatGPTに質問します。
「フェールセーフ、フェールソフト 、フォールトトレランス、フォールトアボイダンスに関してそれぞれ簡単に説明して表形式でまとめて」
とてもわかりやすくまとめてくれました。
これで後から見返せるようになりました。
別の問題でも試してみる
こちらの問題です。
「サーバコンソリデーション」という単語がわからなかったので、ChatGPTに聞いてみます。
※質問の仕方は参考にしないで下さい
うーん、、ぱっと見わかりやすい気はしますが、本質を捉えていない回答が返ってきました。
そんな時はこちらから追加で情報を与えます。
過去問道場の解説文がイマイチ理解できなかったため、解説文をそのまま引用してみました。
こちらの感情に寄り添ってくれる素晴らしい回答が返ってきました。
例え話もわかりやすいですね。
※ちなみに、「授業では~」という表現は状況をわかりやすくするために付けています。
Notionについて
ちなみに、Notionではボードビューを使って学習内容を管理しています。
本題とずれるため、別の記事で詳しく書こうと思います。
理解度に分けて管理すると、
自分が理解していない項目が一目でわかって、とても効率的に学習できるのでおすすめです!
ChatGPTの全体チャット
以下のリンクから、記事で使用したChatGPTの全体のチャットを見ることが出来ます!
(人に見せる用に作ったチャットではないので見づらいですがご了承ください。)
ChatGPT3.5でも同じ質問をしてみる
最後に、ChatGPT3.5でも同じ質問をしてみました。
GPT4でも、もう一度同じ質問を投げてみました。
質問文:フェールセーフ、フェールソフト 、フォールトトレランス、フォールトアボイダンスに関してそれぞれ簡単に説明して表形式でまとめて
質問文:「サーバコンソリデーション」とは何ですか。授業では、「仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少なくすることによって,サーバ機器の管理コストを削減する。」と習ったのですが、この説明がよくわからないので、何を意味しているのか教えてください。
どちらがわかりやすいと感じるかは人によって違うとは思いますが、参考になれば幸いです。
まとめ
応用情報技術者試験の勉強にChatGPTを使ってみました。
また、ChatGPTの情報は信憑性が低いため、あくまでも理解の補助的な役割で使うことをお勧めします。
過去問道場やNotionを活用した学習法も併せて参考になれば幸いです。