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LINEでゲームブックが楽しめるbotを開発しました

Last updated at Posted at 2017-02-12

PR的なもの

linebot_PR.png

はじめに

LINEのMessaging APIを利用して、気軽にゲームブックが遊べるbotを開発しました。紙媒体ならではのドキドキ感と、アプリならではのサクサク感の両立を目指しています。LINEから友だち追加をすることで直ぐにゲームを開始できます。

スマホの方はこちらのリンクから
友だち追加

PCの方はQRコードをスマホでかざしてください(上の画像と同じです)

ゲームブックとは

1980年代から1990年代にかけて大流行した、ゲームとノベル(小説)を融合した書籍のことです。物語の随所に読者への選択肢が与えられており、選んだ行動によって結末が変化します。30~40代の人は「火吹山の魔法使い」「ドラゴンクエスト」「ソーサリー」などが馴染み深いかと。

「廃れた」「オワコン」とか思うかもしれませんが、「脱出ゲームブックシリーズ」に代表されるように近年でも新刊が発行されており、またゲーム界隈においてもサウンドノベルや美少女ゲームといったところがゲームブックの遺伝子を引き継いでいます。

ダンガンロンパや逆転裁判も、ゲームとノベルを両方楽しむ作品ですよね。

このゲームブックについて

LINEとゲームブックの相性がいいことをアピールするためのサンプル的な作品です。とはいえ、ある程度は遊んでもらいたいので、頑張ってオリジナルの作品を書き上げました。一昔前のゲームブックの雰囲気が伝わればと思います。

総パラグラフ数は90。平均プレイ時間は1時間程度かな?ゲームブック界では短編に属するかと。

プロ作家ではないので、多少の稚拙さはご容赦いただければ(逃げ)・・・
「設定が中二すぎるだろ!」とか「文章が痛すぎるだろ!」とかいう突っ込みも無しで(逃げ)・・・

操作方法

##ゲームの始め方!
友達追加してゲームブックbotのトークを開いたら、下部の「ゲームメニュー」→「最初から始める」をタップします。
howto_1.png

すると、ゲームブックの表紙に遷移します。ふきだしの「ゲームを始める」をタップすればゲーム開始です。
howto_2.png

仮にバッドエンドに行き着いても、もう一度「ゲームメニュー」→「最初から始める」でゲームをやり直せます。

ゲームブックは人生とは違い何度でもやり直せるのです(ここ重要)。

進め方

物語の随所には選択肢が用意されています。これだ!と思った選択肢をタップしてください。
howto_3.png

紙媒体のようにパラグラフ番号を見ながら紙をパラパラとめくる必要はありません。タップひとつで次のシーンに飛ぶことができます。

所持品を使う

選択肢だけが、あなたの取れる行動の全てではありません。時には所持品を使って、選択肢に無い秘密の行動を取る必要があります。

あなたは最初からナイフを持っています。例えば、あるシーンにおいて選択肢は「正面に戻る」しかありませんが、キーボードを開いて「@ナイフ」と入力してみましょう。
howto_4.png

次のシーンでは、ナイフを使って道を開くことに成功しました。
howto_5.png

所持品が使えるシーンは限られています。しかし、多くはゲームを進めるうえで重要な箇所であり、かつ前後の文脈からある程度の推測が当てられます。

「何も考えずとも選択肢を虱潰しに選べばゲームブックをクリアできる」という考えは誤りです(そういう本も多いが・・・)。前後の文脈から、知恵と記憶を頼りに著者の仕掛けを突破するのが、ゲームブックの醍醐味ともいえます。

その他

メニューは全部で4つ。残りを紹介します。
howto_7.png

所持品・ステータスを見る

冒険で手に入れた所持品と現在の体力を表示します。体力が無くなるとゲームオーバーなので、なるべく体力を減らさないように注意して進みましょう。

直前の内容を読む

最後のシーンをもう一度出力します。選択肢選んでも何も反応しないなど正常に動作しない時は、とりあえず、ここ押してみてください。

サイトを見る

本botの説明サイトに飛びます(というか、このページ)。

開発者について

普段のお仕事は、サーバ運用やサイト運営がメイン。プログラミングは大学時代に少しかじったか、せいぜい数十行のバッチプログラムを作る程度。こんな自分でも、LINE Messaging APIがあれば、プログラム本を頼りにチャットbotを作ることができました(えっへん)。

なお、ゲームブックは自宅に200冊以上あります。。。

本システムではPHPプログラムをHeroku上で動かしています。ほぼノンプログラマーの観点から、嵌った点やシステム構築の考え方を今後に書いていければと思います。

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