はじめに
GitHubでポートフォリオを管理しているのですが、毎回パスワードが記述されたapplication.propertiesというファイルがGitの管理下になってしまいスタッシュに入れるという作業をしていたので、便利な方法がないかと探していたところ書籍にあったので忘備録として残しました!
Gitの学習方法の参考
コマンドラインではなくSourcetreeだと何となくでGitを使えてしまうので、改めてGitについて学習中です。
学習方法としては、下記の記事を参考にしています。
https://qiita.com/kaitaku/items/6cd2c8d4883ff66979d4
管理したくないファイルの指定方法
「.gitignore(ギット・イグノアー)」というテキストファイルにGitで管理したくないファイルを指定することで管理対象から外すことができる。
ファイルの書き方
▷コメントの書き方
先頭に「#」をつけることでコメントと識別される
例)#コメント
#特定のファイルを無視する 例)「memo.txt」を無視する
memo.txt
#特定の拡張子がついたファイルを無視する 例)「.properties」を無視する
.properties
#例外として無視しないファイルを指定する 例)「application.properties」は無視しない
!application.properties
⇒先頭に「!」をつけることで無視しないファイルを設定できる
#特定のディレクトリ以下を無視する 例)testディレクトリ以下を無視する
test/
「.gitignore」への記述方法
1.Sourcetreeの画面右上の「設定」アイコンをクリックし、「高度な設定」を開く
2.「リポジトリ限定無視リスト」にある[編集]ボタンを選択し、[.gitignore]ファイルを開く
3.「.gitignore」ファイルにGitHub上で取り扱いたくないファイルを指定する
4.ファイルを保存し、[高度な設定]の[OK]ボタンを押下する
既にコミットしてしまったファイルを無視する方法
1.以下の手順で全てのファイルを表示する
[ワークスペース]内の[ファイルステータス]を開く
↓
[すべて表示、パス順]のプルダウンを押下
↓
[すべてのファイル]を選択し、現在管理されているファイルを表示させる
2.除外したいファイルを右クリックし、追跡を停止させる(ここでは仮にbuild.gradleファイルとする)
3.追跡をやめた旨をコメント欄に記述し、コミットする
コメントの例としては、「build.gradleの追跡停止」のようにどのファイルの追跡停止をしたかわかるように記述する。
4.「.gitignore」に無視したいファイル名を指定する
「.gitignore」への記述方法と同じで順でファイル名を指定する
5.[.gitignore]ファイルをコミットする
さいごに
「.gitignore」ファイルに指定するだけで毎回スタッシュに入れる作業がなくなった+誤ってGitHub上にパスワードの入ったファイルをコミットする可能性もなくなり個人的には大満足です。
最後までご覧いただきありがとうございましt。
参考
わかばちゃんと学ぶGIT使い方入門(C&R研究所 湊川あい著)