はじめに
Microsoft 認定: Azure の基礎(AZ-900)とは
Microsoftが実施する「クラウドの概念、Azureサービス、Azureワークロード、Azureのセキュリティとプライバシー、および Azureの価格とサポートに関する知識を証明」する認定資格です。
試験の実施形態は、テストセンター(試験会場)か、オンラインでのCBT試験となります。
出題範囲は以下となります。
- cloud concepts
- core Azure services
- core solutions and management tools on Azure
- general security and network security features
- identity, governance, privacy, and compliance features
- Azure cost management and Service Level Agreements
詳細はこちらを参照ください。
※2021年10月25日に試験内容が更新されました。
受験動機
筆者が従事しているプロジェクトでAzure DataBricksを使用している関係でAzureに対する知識を少しでも習得する目的の一環で受験しました。
当該試験を無料で受験する方法
Microsoftでは定期的にVirtual Trainingを実施されています。このうちの「Fundamentals」を受講するとMicrosoft Azure Fundamentals 認定試験を無料で受験することができます。
Virtual Trainingは、無料で受講できますが、平日の2日間(それぞれ半日)でビデオを試聴するタイプの講習となります。
詳細はこちらを参照ください。
注意:受講後に『「Microsoft Azure Virtual Training Day: Fundamentals」にご参加いただき、ありがとうございました』のメールが届くとの案内がありますが、筆者の場合、1か月後に届きました。しかし受講時のメールアドレスで試験の予約画面に行くと、ちゃんと特典が反映されているので不安になることはありません。
なお、筆者の場合、特典は9ヶ月くらいの期限が設定されていました。
受験時の筆者のレベル
クラウドの「ク」の字程度の知識しかありません。
今までもAWSでの開発経験はありますが、既に環境構築された上での開発なので、ほぼ素人の状態です。
ですので、初回で合格する自信の無さから、無料特典を取得した次第です。
勉強方法
できるだけ「お金をかけない」主義なのですが、流石に今回は知識が乏しいので多少の出費は覚悟しました。
学習期間
学習したりしなかったりで全体としては3カ月ほどありましたが、実質は1ヶ月くらいでしょうか。
参考書
特になし。
講座
Udemyの「これだけで合格!AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals模擬試験問題集」をバーゲン時に購入し、ひたすら繰り返しました。
何回か繰り返した後、不正解と不安な問題のキーワードを集中的に学習するスタイルにシフトしました。
講座の良かった部分
あくまでも個人の印象ですが、「これだけで合格」と謳うだけあって問題数が多い。
Udemyの講座はメンテナンスされるので作りっぱなしではない。
講座の不満な部分
この講座に限ったことではありませんが、試験サイトや無料トレーニング等の日本語自体が「無理矢理翻訳しました」的なので日本語なのに理解するのに少し苦労しました。
今後
インフラエンジニアを目指している訳ではないので、今後はクラウド構築や運用ではなく、例えば機械学習等に特化した資格にシフトしていくことを考えています。