はじめに
データサイエンティスト検定リテラシーレベルとは
一般社団法人データサイエンティスト協会が実施するデータサイエンティストの「見習いレベル」としての実務能力と知識を有することを証明する試験です。
試験の実施形態は全国の試験会場でのCBT試験となり、第1回の試験は2021年9月11日から9月30日に実施されました。
ちなみに合否発表は同年11月2日に発表され、幸いにも合格することができました。
出題範囲は「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」「ビジネス力」から見習いレベル?の問題が出題されているようです。
詳細はこちらを参照ください。
今後は「独り立ちレベル」「棟梁レベル」「業界を代表するレベル」とレベルアップした試験が実施されることが予想されます。
受験動機
筆者自身が所属する会社がデータを扱うことを生業としているので、業務遂行に於いてアドバンテージとまでは言いませんが、少しでも会社のブランディングに貢献する意味と、自身の実力を試す意味で受験しました。
受験時の筆者のレベル
出題範囲3分野共に大枠としての知識は持っている程度です。
※SQLだけはシステム開発での実務経験があり、ある程度対応できるレベル。
勉強方法
できるだけ「お金をかけない」主義なのでケチケチで学習しました。
学習期間
試験日を予約してからの約1ヶ月に集中して学習しました。
参考書
特になし。
講座
スキルアップAI株式会社が無料の「DS検定リテラシーレベル対応データサイエンティスト基礎講座」を提供してくださっているので利用させていただきました。
この講座を先ず1回通しで受講し、2回目に解らないまたは不安のあるキーワードを書き出し、調べた内容を後述する「単語帳」で繰り返し"聞く"方法で学習しました。
講座の良かった部分
無料なのにそこそこボリューミー。
ビデオ講座なので、止めたり早送りできる。
講座の不満な部分
SQLのセクションでDBサーバのインストールまでは不要かな、というのが正直な感想です。
無料のためかテキストが提供されなかった。
単語帳アプリ
スマホでキーワードと答え・解説のセットを自身でCSVファイルにして取り込むことで任意の学習ができるアプリです。
アプリの良かった部分
キーワードと答え・解説を読み上げてくれるところです。
多少変な読み上げがありますが、そこは無料で利用できるアプリなので文句は言いません。
忘却曲線に合わせた効率的な反復復習ができようでしたが、今回筆者はひたすら"聞く"機能しか利用しませんでしたので、宝の持ち腐れ感は否めません。
アプリの不満な部分
長い文章の表示には無理があります。
スマホを横向きにして、キーワードと答え・解説毎にスライドショーで利用することで、ある程度課題は解決できました。
まあ、単語帳なので、用途が違う使い方には対応できないのは当たり前ですね。
試験当日
試験時間の2時間前くらいには会場近くのカフェにて単語帳アプリで復習していました。
試験開始20分前には会場に入り受付を済ませてボーッした後に試験部屋に案内され試験開始。
今回の試験では焦るような問題が出題されなかったので、落ち着いて問題を見直すことができました。
今後
レベルアップした試験がアナウンスされるはずなので、都度挑戦する予定です。