この記事はアドベントカレンダー「【VCI】テーマパーク を作ろう 」の15日目の記事です。
今回の内容
今回は噴水を作りながら以下の内容を学んでいきます
・UVスクロールの使い方
UVスクロールとは以下のようにテクスチャをずらすことで、まるでアニメーションな動きを表現できる技法です。
今回はスクリプトは使用しません。
Blenderの設定
今回は噴水の水の流れをUVスクロールで表現したいと思います。
Blenderは特に新しい技術は使用しません。以下のように噴水の水の部分を作成し、長方形にUV展開します。
画像の上から下に水が流れるようにしたいため、噴水の高い位置をUVの上の方、低い位置を下の方に来るようにUV頂点を配置しています。
Unityの設定
Blenderで作成したモデルをProjectに入れ、マテリアルを展開します。
水部分のマテリアルのシェーダーをVRM>MTOONに変更します。
するとマテリアルの設定画面にAutoAnimationという設定項目が出てくるかと思います。こちらがUVスクロールの設定です。
今回は水の画像が上から下に移動するようにしたいため、以下のようにScrollYに0.1を設定しました。
UVスクロールはUnity上でも再生が可能です、Unity画面の上の方の再生ボタンを押すと再生されますので、そこで動きを見ながら値を調整するとやりやすいかと思います。
これで設定完了です。以下のように噴水の水が流れるようになりました。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回は使いませんでしたが、画像の一部のみをスクロールしたい場合はMaskという機能を使えばできるみたいです。
次回の内容は未定です。