今月の頭にMySQL8.0の試験が出来たらしく、Oracle認定試験が再試験無料期間中だったこともあり試しに受験しました。
試験概要
- 試験番号:1Z0-908
- 試験時間:140分
- 問題数:85
- 合格ライン:62%(53問)
試験範囲とかは以下を参照
https://education.oracle.com/ja/mysql-80-database-administrator/pexam_1Z0-908
受験者のスペック
- 一応DBAって言われてる仕事をしている人
- 基本Oracle Database担当、MySQLをたまにやる時がある人
- MySQL 5.7 Database Administrator(1Z0-888)は取得済み
- MySQL 8.0 と InnoDB Clusterの経験少しあり
- MySQL Enterprise 機能は一部(MEBとかMonitor)経験あり
- 英語はTOIECだとおそらく400点いかないぐらいのレベル
- MySQLのマニュアルや海外記事を読む時はGoogle翻訳頼み
試験の申し込みについて
ピアゾンテストセンターのテスト予約画面が日本語表示だと1Z0-908が表示されず、英語表示にしたら出てきました。
試験場所を日本橋にして予約確認メールを見たら西日暮里になっているのを見て英語スキルに不安が増しました...。
注:今確認した所、日本語表示のまま申し込み出来るようになっていました。問題は当然英語のみです。
最初に書いた通り、英語試験であっても再試験のプロモーションコードを入力したらキチンと登録されました。
試験対策
5.7の時と試験範囲を比較して、出題されそうな以下の項目について休みの日におさらいしました。
- MySQL 8.0の新機能や仕様変更
- SYSスキーマに関する事
- Enterprise Editionで使える機能
- InnoDB Clusterの仕様、構築、運用に関する事
試験結果
想定通り?自身の英語力がボトルネックとなり残り10問ぐらいは早押し問題みたいに答えて最後は時間切れになりましたがギリギリ合格しました。
試験所感
5.7の時と比べて試験自体のレベル感はあまり変わらない(当然、出題内容は変わってますが)と思いますが、ある程度MySQL8.0の新機能、Enterprise版やInnoDB Clusterを触ってないと合格は難しいと思います。今回は実務経験に救われました。
試験勉強のオススメ情報
参考になるかわからないですが、イチから勉強するならと言う質問を受けたので纏めてみました。
やさしく学べるMySQL運用・管理入門【5.7対応】
5.7ですが、MySQLでDBAって何やるの?って人にオススメです。
Enterprise版の機能についても説明や使い方が参考になります。
MySQLのセミナー資料
以下の資料あたりが参考になるかと思います。
- MySQLバージョンアップの基礎知識
- MySQL 8.0での主要な仕様変更点
- MySQL 8.0 入門(インストール編、アーキテクチャ基礎編)
- MySQL 8.0 入門(レプリケーション編)
- MySQL 8.0 入門(チューニング基礎編、SQLチューニング編)
- MySQL 8.0 入門(バックアップ編)
- MySQL 5.7 入門セミナー講演資料 (セキュリティ基礎編)
マニュアル
MySQL 8.0では頻繁に仕様変更やアップデータが多いですが、その分マニュアルも日々ブラッシュアップされています。
特にInnoDB Clusterについてはインストールや内部仕様、障害時の挙動(追放,離脱)についても丁寧に更新され続けている印象です。
もちろん英語ですが、Google翻訳で何とかなります!
MySQL High Availability
新しいバージョンの情報やこちらもInnoDB Clusterの記事が参考になります。
こちらもGoogle翻訳で何とかなります!