DockerCompose コンテナ間接続

概要

Dockerコンテナ間で通信をしたい場合のDockerComposeの書き方です。
DB用のコンテナとWeb用のコンテナを分けて使う場合に使ってます。
今回、DBはPostgreSQLを使いますが、基本的にどのDBも同じはずです。

実行環境

Centos 7.6

DockerCompose

docker-compose.yml

version: '3.7'
services:
  myapp-db:
    image: postgresql11:1.0.2
    container_name: myapp-db
    privileged: true
    command: /sbin/init
    networks:
      - mynet

  myapp-server:
    image: server-image:1.0
    container_name: myapp-server
    privileged: true
    command: /sbin/init
    depends_on:
      - myapp-db
    networks:
      - mynet

networks:
  mynet:
    driver: bridge

myapp-serverにはdepends_onでmyapp-dbを指定し、接続できるようにする。

起動

docker-compose up -d

確認

PostgreSQLを起動したあと、
Webのコンテナに接続し、接続コマンドで接続できるか確認する。
PostgreSQLの場合は下記を試す。

$ psql -h myapp-db -U postgres

接続できればOKです。
できない場合はdbにpingうってみて届いているかどうか確認してください。
もし届いている場合は、db側の設定が間違えている可能性があります。
例えば、起動していない、localhost以外からの通信を遮断しているなどが考えられます。
pg_hba.confで接続が許可されているか確認してみてください。

終わりに

linkオプションで接続する方法もあるが、linkオプションはdeprecatedらしいのでもう使わないほうがいいかも。
docker-composeで起動できれば起動の手間が省けるのでいいですね。