##概要
MacでおなじみHomebrewのLinux版(Linuxbrew)をインストールする。
##環境
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
##Linuxbrewとは
以下の特徴を持つパッケージ管理ツール。
- rootではなくユーザのhomeにインストールすることが可能。sudoが不要。
- ホストディストリビューションにパッケージされていないソフトウェアをインストールする
- ホストディストリビューションが古い場合に最新バージョンをインストールできる
##インストール
###前提
Linux環境構築し、root以外のユーザを作成していること。
Docker上でやる場合は、前回私が投稿した記事も参考になるかと思います。
参考↓
Docker(CentOS)イメージから新規ユーザを追加し運用できるようにするまで
###Linuxbrewに必須なパッケージをインストール
Linuxbrewをインストールする前に、必要なパッケージをインストールする。
sudo yum groupinstall 'Development Tools' && sudo yum install curl file git ruby which
####Linuxbrewインストール
sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Linuxbrew/install/master/install.sh)"
インストール時にどこにインストールするか確認されるが、推奨されていた/home/linubrew
に設定した。
####パス設定
bash利用者はbashの設定ファイルにパスを追加。ここではbash_profileにパスを追加する。
echo 'eval $(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)' >>~/.bash_profile
eval $(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)
####確認
なんでもいいのでインストールできるか確認。ここでは「Hello, world!」と表示するだけのパッケージをインストールする。
helloコマンドを入力し、実行できることを確認する。
brew install hello
補足
macOS High Sierra 10.14.4
Docker version 18.09.2, build 6247962