目的
Android Studio上でFlutter/Dartアプリを開発・実行する環境を構築する手順をまとめています。
Android Studioのインストールから、日本語化、Flutterプロジェクトの実行までをステップバイステップで解説します。
1. Android Studio のインストール
ー 以下のリンクから Android Studio をダウンロード
URL:https://developer.android.com/studio
ー インストーラーを実行し、デフォルトの設定でインストール
※セットアップ時に 「Android SDK」や「エミュレーター」も一緒にインストールされます。
2. Android Studio の日本語化
方法:日本語化プラグインを導入
ー Android Studio のメニューから、Settings(または Preferences)→ Plugins を開く
ー 「Marketplace」タブで Japanese または日本語と検索
ー Japanese Language Pack をインストールし、再起動
3. Flutter & Dart プラグインのインストール
ー Settings > Plugins を開く
ー 「Flutter」と検索 → Flutter プラグインをインストール
※Dart プラグインは Flutter インストール時に自動で入ります。
ー 再起動を促されたら「Restart」
4. Flutter SDK のセットアップ
ー Flutter SDK を公式からダウンロード:
URL:https://docs.flutter.dev/get-started/install/windows
ー ZIP ファイルを解凍し、C:\flutter などのわかりやすい場所に展開
ー 環境変数Pathへ以下を追加
C:\flutter\bin
ー コマンドプロンプトを再起動して確認
flutter --version
5. Flutter Doctor の実行(環境確認)
ー 以下を実行して、Flutter SDK を構築
flutter doctor
ここで以下のチェックが入り、必要なツール類を取得してくれます。
・Android SDK の状態
・Dart SDK のバージョン
・ライセンス承諾
・エミュレーター or 実機の接続
6. Flutter プロジェクトの作成と実行
以下、Android Studio 内での操作
ー File > New > New Flutter Project
ー Flutter SDK のパスを指定(例:C:\flutter)
ー 任意のプロジェクト名をつけて作成
ー main.dart が自動生成される
ー 右上の「▶ 実行ボタン」でエミュレーターまたは実機を起動
まとめ
Android Studio で Flutter アプリ開発を始めるには、以下の5ステップ
ー Android Studio インストール(+日本語化)
ー Flutter/Dart プラグイン導入
ー Flutter SDK セットアップ
ー 環境変数・Doctorチェック
ー プロジェクト作成・実行