お釣りのパラドックスとは
詳しくは「お釣りのパラドックス問題」でChatGPTとGPT-4を比較してみました を参照してください。
疑問点
巷ではChatGPTが人の職業を奪うといわれていますがにわかには信じがたく、今回の件に関してもChatGPT君はただ単にそれっぽい答えを返しているだけなのではないかと推測しました。
そこで、お釣りのパラドックスの数字や名前をいじくって 本当にChatGPTは計算して出力できるのか を調べようと考えました。
ちなみにここで言う計算とは、そこまで複雑なものではなく多くの人間がしているような真っ当な算術のことです。
条件
・使用するのはGPT-4
・新しいトークを作って話す(履歴からの影響を切り離す)
・与えるプロンプトは過去記事と同一
結果
過去記事と同様のプロンプトを与えた場合
ムムム…まあ間違ってはいないのかな………………………あれっ!?
「誤った計算方法では、2,700円(食事代)+ 300円(返金された金額)+ 200円(レジの店員がもらった金額)となり、3,000円になる」
何やら怪しい文言があります。
もう少し詳しく聞いてみましょう。
あら………………………………………。
どうやら足し算が苦手なようです。
あるいは私の計算能力が御雑魚様なのか。
すべて解決しました。合計金額は2,900円です!
名前や数字をいじった場合
もし暇な方がいればやってみてください。
まさか元の文章ですらダメになるとは思わなかったのでこの記事はここでストップです。
結論
・過去記事で言及されていた理解能力が我が家のChatGPT君には備わっていなかった。
・ChatGPT君に足し算は早い。
・合計金額は2,900円()