簡潔に内容
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今まで
ランダムな パブリック IP が割り当てられる -
今回のアップデート
EIP を作成する際にプールされた CIDR の範囲内で複数割り当てることができる
例えば、NAT Gateway を利用していて外部の FW などで穴あけなどをしている場合、パブリック IP 1 つ 1 つ設定しなくとも、cidr で登録することができそうですね。
確認してみる
IPAM を作成
「VPC IP Address Manager (VPC IPAM) 」から「IPAM」、「IPAMを作成」をクリック
「メンバーアカウントから委任された管理者アカウントに対して、および運用リージョンからホームリージョンに対して、Amazon VPC IP Address Manager がデータをレプリケートすることを許可します。」にチェック
※ IPAM の作成を続行するには、このチェックボックスをオンにする必要があります。
「無料利用枠」をクリック
※ 「アドバンストティア」と「無料利用枠」の違いは以下コンソール上の説明通りのようですので割愛します。
適当な「名前タグ」を入力し、「IPAM を作成」をクリック
プールを作成
IPAM スコープは「デフォルト - パブリック」を選択し、適当な「名前タグ」を入力
ロケールを「ap-northeast-1」、サービスを「EC2 (EIP/VPC)」、パブリック IP ソースを「Amazon 所有」にします
プロビジョンする CIDR 今回を「/30(4 IPs)」にします。
※ /30(4 IPs)〜 /23(512 IPs)まで選択できました。
「プールの詳細」タブを確認し、4 IP がプロビジョン済み CIDR になっていることが確認できました。
EIP の割り当て
EC2 > EIP > EIP アドレスを割り当てるの画面より、「Allocate using an IPv4 IPAM pool」を選択し、「割り当て」をクリック
IPAM pool から Amazon が所有する パブリック IP が割り当てられたことを確認できました。