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AWS Fault Injection Simulator (FIS)

Last updated at Posted at 2021-03-21

AWS Fault Injection Simulator

わざと障害を発生させて、復旧のテストをし、実際の復旧に備えるためのツールになります。
所謂、カオスエンジニアリングサービスになります。

対象のリソースとアクション

随時更新されるかと思いますので、ドキュメントを参考にしましょう。

今回指定するリソースとアクションは、aws:ec2:stop-instances にしてみます。

やってみる

EC2インスタンスの1つを停止し、次に両方のインスタンスを停止する実験テンプレートを作成してみます。

基本的な手順としては、実験テンプレートを作成 → 実験する

IAMロール

まずは、ドキュメントの通り、FISサービスがユーザーに代わってアクションを実行する権限を付与するIAMロールを作成しておきます。

CloudWatchアラーム

Cloudwatch アラームがトリガーされた場合に実験を停止するといったこともできますが、今回この停止条件を指定しないものとします。

実験テンプレートを作成する

説明とアクセス許可
適当な「説明」と先程作成した「IAMロール」を指定。
fis-t1.PNG

アクション1
「名前」に適当なアクション名を入力、「アクションタイプ」は "aws:ec2:stop-instances"、「アクションパラメータ」は ”5” とします。
fis-t2.PNG

ターゲット
「ターゲット」に適当なターゲット名を入力、「リソースタイプ」は "aws:ec2:instance" を選択。
「ターゲットメソッド」で、リソースIDを選択し、「選択モード」は ”数”、「リソースの数」は ”1” とします。
fis-t3.PNG

「ターゲット」に適当なターゲット名を入力、「リソースタイプ」は "aws:ec2:instance" を選択。
「ターゲットメソッド」で、リソースIDを選択し、「選択モード」は ”すべて” とします。
fis-t4.PNG

アクション2
「名前」に適当なアクション名を入力、「アクションタイプ」は "aws:ec2:stop-instances"。
「次の後開始」では、アクション1で作成したものを指定し、「ターゲット」は、ターゲットで作成した2つ目のターゲットを指定します。
「アクションパラメータ」は ”5” とします。
fis-t5.PNG

停止条件

先述の通り、今回は指定しないものとします。

実験

「実験を開始」する。
スクリーンショット 2021-03-21 14.18.38.png

実験結果は、「実験」のアクションタブで表示される。
スクリーンショット 2021-03-21 15.12.08.png

実験結果の、状態については、ドキュメントを参考に。

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