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AWS CDK - Identifiers

Last updated at Posted at 2023-01-22

Identifiers(識別子)

識別子は、作成されたスコープ内で一意である必要があります。
使用される識別子の種類について理解しておきます。
CloudFormation を利用したことのある方であれば、さらっと読んでおく程度で良いかと思います。

Construct IDs(コンストラクト ID) のみ理解しておれば良さそうである。

Construct IDs(コンストラクト ID)

コンストラクトをインスタンス化するときに 2 番目の引数として渡されます。

以下の例では、アプリに MyBucket という識別子を持つ 2 つのコンストラクトがある例です。
1 つ目は、識別子 Stack1 を持つスタックのスコープで定義されています。
2 つ目は、識別子 Stack2 を持つスタックのスコープで定義されています。
これらは異なるスコープで定義されているため、競合は発生せず、同じアプリ内で問題なく共存できます。

from aws_cdk import App, Construct, Stack, StackProps
from constructs import Construct
from aws_cdk import aws_s3 as s3

class MyStack(Stack):
    def __init__(self, scope: Construct, id: str, **kwargs):
        super().__init__(scope, id, **kwargs)

        s3.Bucket(self, "MyBucket")

app = App()
MyStack(app, 'Stack1')
MyStack(app, 'Stack2')

Paths(パス)

CDK アプリケーションのコンストラクトは、App クラスをルートとする階層を形成します。この階層がパスです。

たとえば、前のコード例の 2 つの S3 バケットのリソースのパスは、
Stack1/MyBucket と
Stack2/MyBucket です。

スクリーンショット 2023-01-22 15.06.48.png

Unique IDs(一意の ID)

CDK では、CloudFormation テンプレート内のすべての識別子が一意である必要がある。

スクリーンショット 2023-01-22 15.07.05.png

Logical IDs(論理 ID)

CloudFormation テンプレートで、AWS リソースを表すコンストラクトのリソースの論理識別子として機能します。

前の例で作成された VPC は、CloudFormation テンプレートで、論理 ID が MyVpcF9F0CA6F である AWS::EC2::VPC リソースになります。

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